ワイン：　イタリア(ピエモンテ)の白(コルテーゼ)、2022年　

音楽：　GLENN HUGHES / グレン･ヒューズ　

　　　　hughes turner project / ヒューズ･ターナー･プロジェクト　

本日のテーマは、『 The Voice of Rock　グレン･ヒューズ』です。

誰がつけたのかは不明ながら、『The Voice of Rock』の名を持つ男、グレン･

ヒューズの登場です。

１枚目は、GLENN HUGHES / グレン･ヒューズです。

ベーシストでありながらも、卓越した声量を持つことから、ヴォーカリストと

しても活躍をされる方です。

1974年に第３期ディープ･パープルに加入し、名曲『BURN(邦題: 紫の炎)』に

おける、デイヴィッド･カヴァーデールとのツイン･ヴォーカルは、グレンの名を

一躍有名にしました。

グレンは、ハード･ロック系のミュージシャンですが、ファンクやブルース、

ソウルなどの要素を強く持ち合わせていることが大きな魅力となっています。

ディープ･パープルにも、ファンク系要素を持ち込みましたが、ファン層には

賛否両論ありました(コアなファン程、否定的で…💦)。

ワタクシ個人としては、第３期のパープルは、とても気に入っております。

パープル脱退後、グレンは、ソロ活動や、ユニット、プロジェクトの活動を

活発に行っており、現在に至っております。

紹介するＣＤは、2001年リリースのアルバム「building the machine」です。

ソロとしては、恐らく、６作目のアルバムにあたるハズ。

ハードロック色が割と強めだった前作やその前のアルバムと比べると、ソウル

フルな面がバランスよくブレンドされた仕上がりになっていると思います。

では、まずは１曲目「Can't Stop the Flood」を聴いてみましょう。

アルバムのオープニング曲ですが、イケイケドンドンの曲ではなく、重心低い

ヘヴィーかつミドルテンポの曲を持ってくる辺り、さすがですね！

　https://www.youtube.com/watch?v=iDNXCgEL1WQ　

次は、５曲目「Don't Let It Slip Away」です。

ファンキーな要素が強い曲で、グレンの趣味が如何なく発揮された曲です。

この曲には、TOTOのヴォーカリスト、ボビー･キンボールが参加しています。

　https://www.youtube.com/watch?v=xpO1lYaoxjI　

最後は、９曲目「I Will Follow You」です。

イントロ部分のギターのメロディが心地よい、ブルージーなバラード曲です。

バラードでありながらも、力強さも感じさせてくれる、カッコいい曲ですね。

　https://www.youtube.com/watch?v=gpQIDbMmTcA　

２枚目は、hughes turner project / ヒューズ･ターナー･プロジェクトです。

こちらは、ジョー･リン･ターナーとのコンビによるプロジェクトものです。

ジョーは、第６期ディープ･パープルに在籍をしていたヴォーカリストです。

パープルのギタリストである、リッチー･ブラックモアによるプロジェクト的

グループ、レインボーの幾つかのアルバムでもヴォーカルを務めた方です。

在籍時期は異なるものの、元ディープ･パープルの２人が組んだプロジェクト、

ということで、結成当時、大きな期待と共に、非常に話題となりました。

紹介するＣＤは、2003年リリースのアルバム「ｈｔｐ２」です。

グレンは、１枚目のＣＤで紹介したソロ･アルバムを2001年にリリースした後、

翌2002年に、ジョー･リン･ターナーとのプロジェクトによるスタジオ･アルバム、

同じく LIVEアルバムをリリースしています。

ですので、紹介するアルバムは「２」という数字からも判る通り、２作目です。

ちなみに、2003年は、「ｈｔｐ２」をリリースする約４ヶ月前に、グレンは、

ソロ･アルバムをリリースしていますので、凄まじい活動と言えますね。。。

話を、ジョーとのプロジェクトに戻して、、、曲を聴いてみましょう！

では、まずは３曲目「LOSING MY HEAD」から聴いてみましょう。

重心が低くうねるようなイントロもカッコイイですが、解放感に満ちたサビも

とてもお気に入り、更には、中間のソロの部分もめちゃカッコいいっす。

　https://www.youtube.com/watch?v=6uUlkvMr3Bk　

次は、７曲目「TIME AND TIME AGAIN」です。

このアルバムは、基本的に２人によるツイン･ヴォーカルとなっていますが、

それぞれ１曲ずつソロ･ヴォーカル曲があり、ジョーの曲を聴いて下さい。

　https://www.youtube.com/watch?v=xa4HCak2QNA　

最後は、１１曲目「SOFIA」です。

割とシンプルなメロディ、ベースラインのため、印象に残りやすい曲です。

サビはユニゾンですが、ヴァースの部分のハモリがとてもイイ感じです。

　https://www.youtube.com/watch?v=0WSqVc7S3Cs　　

如何でしたでしょうか。

今回は、『 The Voice of Rock　グレン･ヒューズ』に関する記事でした！

ワインと音楽（2024年5月14日）