どうも船見です。
やっぱ芸人やってて思うのが、自分らが自分らのお笑いの評価をしちゃダメだなって。
そりゃある程度、自分の笑いを信じるって大切だと思いますけど、その信じたお笑いでいかに人を笑わせるかってことなんですよ。
自分らの事しか考えてない笑いってのは、おなにーみたいなモンですよ。自分らしか面白いって思ってないから、お客さんの前で芸すりゃ自分らはめっちゃ気持ちいい。
でも客は笑ってない。
これほど哀れなことってありますか?
つまり、このネタ、面白いのかなー?って考えすぎはダメ。ある程度は面白いと思ったことを考えなきゃダメだけど、これは観る人が決めることであって俺らが決めることではない。
俺らで決めたとこで何の意味もない。客商売なんだから。
板の上で試して試して、それでもウケない。何年試しても何十年試してもウケないのなら、それはセンスがないって言うんでしょうね。
センスのない人は何やってもダメ。僕の言うセンスのない人ってのは学習しない人なんですよね。学習する気もない人。
学習能力も大事だと思いますけど、それよか大事だと思うのが学習する気持ち。
センスってのは磨けるもんだと思ってます。センスのいい人たちと絡んでいれば、センスは磨かれると思います。
でもセンスを磨く気持ちすらない人ってのはオーマイガーって感じですよ。
だからこそ、とにかく板の上で漫才したいんですよ。1つでも多く、お客さんに僕らのお笑いを評価してもらいたい。
僕は3年くらい芸人やって思いましたけど、才能が少ないんですよね。あえて無いって断言はしませんが。だからこそ経験値を積むべきなんです。
そしてお客さんの反応見て、間をコントロール出来るようになれば、最高なんですけどね。
たけしさんも仰ってました。お笑いや映画は【間】が大事だと。
だからといって【間】以外を疎かにしてはダメだとは思いますけど、とにかく板の上立って間を磨きたい。
と、僕の勝手な考えですけんど。
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船見誠
船見誠