みなさまのおかげで、アメブロの起業・ビジネスランキングで1位獲得できました♫

なんかのバグやと思いますが、


感謝感謝。


このブログをもとにした本もでているので、興味ある方はぜひそちらも!笑

さて本題。


株式相場の乱高下が止まりませんね。


来週も大荒れが続きそうですが、僕が日銀のETF買い入れに関して文句を言いまくってるので、


ひょっとして株式相場に詳しいんじゃないかと思って今後の予測を聞いてくれる人がいます。


いますが、


正直いって僕の相場予測は全然あたりません。



お恥ずかしい限りですが、本当のことです。



そもそも今の1日1日の相場の動きなんて、日経平均でさえ、

やれアメリカの動きや、やれ石油価格や、やれ中国のなんとかや、で、考慮しないといけない変数が多すぎて予測不能です。


ましてや、個別銘柄で、この株は伸びる伸びないの話なんてわかるわけないです。


もちろん、予想しろと言われればできますが、サイコロふってるようなもんで、何のあてにもなりません。


とはいえ、これは僕の能力が低いせいだとも思っていません。

たとえば企業研究のプロ中のプロであるはずの日経新聞のこんな記事があります。


昨年2019年の11月3日の記事です。


注目してほしいのは、第6位のオリガミですね。

この記事では、企業価値417億円で前年からの増加率28%とされてますが、


この記事から4ヶ月経たない2月下旬に、基幹事業であるオリガミペイのサービス終了予定と、メルカリへの吸収が発表されてしまいました。


別に突如不祥事があったとか、コロナの影響とかではなく、

普通に、ビジネスがうまくいかなくてキャッシュが不足してるということみたいです。


潰れてからは家賃が高かっただのどうのこうの言われていましたが、


それならなぜ日経はnextユニコーン企業の6位にしてたんだという話で、


まぁそんなもんなんですよ。


日経がアホやということではなくて、日経の記者でもわからん企業価値は僕にもわからんということです。


こうなってくると個別銘柄の株価予測をドヤ顔でするなんてのは正気の沙汰とは思えないので、やりません。



とはいえ、1日1日の株価予想は難しい、


1か月、1年単位の株価予想も素人には(プロでも)難しいと思いますが、



10年、20年単位であればある程度の予測はできるんじゃないかなぁと思いませんか?



それこそ教養と見識があれば、大きな流れは掴めるのではないかと。



たとえば、「経済はだいたい7年で山を登り天井を叩いて、7年で坂を下って一巡する。前後のズレはあるけど、まぁだいたい15〜20年あれば一巡する。」
「20年ていうのは産業構造が移り変わったり、工場設備の更新とか、経営者の世代が変わったりっていう節目。ほら伊勢神宮も20年で建て替えるでしょ。」



とか言われると、


そんなもんですかいな。


と思ってしまうんですが、


実際の日経平均のここ40年グラフはこちらです。









このグラフみて、相場の大きな流れ読めますか?


たとえばあなたが1998年14000円付近から株を始めて2000年の2万円まで株があがったとして、


あーやってバブル崩壊の後遺症もそこを打って、ここからまた景気回復局面に入るんやろうなぁ

と思ってしまいませんか?


実際は2003年に7600円まで落ち込むわけです。



そこからやっと回復して、ようやく2007年に18000円超えをはたしたと思ったら


リーマンショック直撃で2018年には7160円まで下げています。



20年サイクルはどこへいったのやら。


もちろんこの相場変動の全ては、あとから説明のつくものなわけですが、


あとから説明がつく、というのは株式投資においては何の意味もありません。



今のグローバル経済というのは、主要国全ての経済が連鎖しているので、


一国の産業構造や景気対策がどうのということではどうしようもない事態が、何年かに一度発生してしまうということなんですよね。


今回のコロナショック、もまさにそれでしょう。


世界経済連鎖リスクの史上最大級版になるかもしれませんが、


いずれにせよ、どこまで経済が落ち込んで、いつから回復して、どこまで回復するのか、というのは

変数が多すぎて予測不能です。



もちろん、色んな予測を立ててそこに賭けるというのもありやと思いますが


もうそうなってくると馬券買うのと何が違うねんと思ったりしないこともありません。


そうかといって、どこにも投資しないというわけにもいかないのが辛いところですよね。


(現金でもってるのは、円に投資してるのと同じなので要注意。ほとんどの人は円に投資過剰。円の価値崩壊したとき大丈夫?っていう人多い!)





で、今までであれば、


「とはいえ、世界経済全体的は有史以来成長し続けているので、


世界経済全体に連動するようなインデックスファンドに投資しとけば長い目でみれば安全ですよ。」


ということを気安くいえました。






こういうグラフを見せて、リーマンショックとかあったけど長い目でみれば、確実に成長してます。

といえました。


ただ、最近僕は、この理論も万能ではないなと感じています。


この、「世界経済は有史以来成長を続けている」理論は


結局のところ、「世界経済は有史以来、人口増加を続けている」理論なんじゃないかという疑問が立ち上がっています。


もちろんこれに対する反論もたくさん出てるわけですが、




今後、世界の人口の伸び方が緩やかになってきたときに、


今までどおりに、

世界経済は人類が続く限り伸び続けていくんだ、

と無邪気にいえるのか


という懸念はあります。


もちろん今回のことでウィルスリスクという大きなリスクを世界経済は孕んでいるということもわかりました。


で、結局何が言いたいのかというと、



何回もいってることですが、


最高の投資は自己投資

という話です。


自分自身の稼ぐ力を高めるのが一番安全な投資です。




今の時代は、勉強するのに元手がほとんどかからない時代です。


学力格差は広がってますが、


学習機会格差は歴史上最少といえるでしょう。


昔なんか大学図書館に論文取り寄せ申請とかせなあかんかったものが、


ネットでさくさくっと読めたりします。


英語の翻訳技術も飛躍的に進歩しています。


YouTubeで世界中の識者の話も聴けます。


これを利用しない手はないですよね。


株式市場の乱高下に一喜一憂してる間に少しでも勉強したほうが、


10年後、20年後の収入に与えるインパクトが全く変わってきます。


勉強って本読むだけじゃなくて


色んな経験、

色んな企画、

色んな失敗、


あらゆる勉強のことです。



コロナショックで、家でじっくり今後のことを考える機会も多いと思うので、


是非、今後の自己投資についても考えてみてください。



僕も積読してる本をどんどん片付けています♫