いよいよ、アフターコロナ、もしくはwithコロナの時代が始まろうとしているわけですが、
これからの働き方、組織のあり方というのは変わって行かざるを得ないでしょう。
企業の存在価値というのは、
①パワーの集合体としての価値(何かをしようとしたときに一致して動けるというのがパワーです。前々回のエントリーに書いた「強い、濃密なつながり」ですね。)
②効率性としての価値(企業は外部と取引するより内部で処理するほうがコストが抑えられるときに拡大します。コースの定理)
③帰属主体としての価値(人間は、自分の所属は〇〇であるというところにアイデンティティを求める生き物です。)
3つにあると思っています。
そして、これから起きてくることは、
②リモートワークやらなんやらで、外部との取引コストと内部処理とのコストが変わらなくなってきて、企業として存在することの効率性が下がっていき
③帰属意識は、組織に対してではなく、仕事に対する成果(自分はこのプロジェクトに関わった、こんなものをつくった、こんな世の中に変えた)に対して生まれるよつになってきて
プロジェクトごとに①パワーとしての集合体を生み出す、という形に変わっていくでしょう。
企業の永続的発展という意味でいうと、
パワーの集合体となるべきプロジェクトを立ち上げ続けることができるか、
ということが課題になるでしょう。
僕のかかげる常若理論でいくと
新しいお社を建て続けるかということが鍵になってきます。
再注目されだした、ティール組織モデルについても、同じ話をいっています。その中で語られる自律分散型ネットワークというのはイメージが難しいですが、みんな普段はばらばらでもプロジェクトごとに英知を結集するということでしょう。
とはいえ、世の中はいきなり変わるわけではありません。
ゆるやかに、
しかし確実に、
振り返って気がついたらあっという間に変わっています。
そこにビジネスチャンスがあります。
起業家のみなさま、ピンチはチャンスです。
刮目せよ。