今月はインフルエンザや感染性胃腸炎対応でバタついていましたが、少し落ち着いてきました。
胃腸炎がもう少しかな…
そんな中、来年度の入園内定者通知が届きました。今月末から複数日程に分けて順次面談や健診を進めていきます。
書類を確認していくと、無職の生活保護世帯がちらほら。
両親共に統合失調症や適応障害、うつ病、不安神経症などの精神疾患をお持ちの方もここ10年くらいで増加傾向にある印象です
お子さんの方は新生児仮死に伴う発達遅滞、発達障害、胆道閉鎖症の肝移植後、慢性便秘症、食物アレルギー…
なんと1歳児クラスに食物アレルギーのお子さんが4名
しかも、卵、乳、小麦とバラバラ。
…小麦
前任の系列園では部分除去でしたが、今の園は完全除去です。
過去に自治体で食物アレルギーによるアナフィラキシー死亡事故が起こってから完全除去対応になりました。0か100か。
卵や乳はなんとかなるけど、小麦は正直しんどい。
小麦を含まない食材ってかなり限られているし、調味料にも含まれています。
小麦粉は空気中に舞ってしまうため、在庫そのものを置けないし、成分表示に小麦とあるものは須く撤去しなければなりません。
自治体の食物アレルギーマニュアルを見直すと、「症状が重篤な場合、あるいは園での安全提供が困難な場合は、家庭と相談して弁当持参を依頼して良い」と記載がありました。
一応、市の担当者に確認したところ、「保護者に負担をかけないことが原則なので、弁当の依頼はしないでください」とのこと。
なら、書くなや!!
小麦アレルギー対応をしている公立園に確認すると、
・パンの提供はなく、ご飯のみ
・麺はビーフンのみ
・調味料は全部差し替え
・おやつは毎日ふかし芋
とのこと。
うちの園は管理栄養士や調理師が頑張ってくれているため、ローテーションメニューではなく、1ヶ月間毎日違うメニューです。
創作料理の研究もしているため、除去食含めてレパートリーもかなり豊富。
おやつも全部手作りで、卵や乳を使わないケーキもしっかり美味しくて子ども達も楽しみにしています。
もちろん、命を守ることが最優先ですが、正直モヤります。
とりあえず、早急に経営陣交えて部署責任者会議で検討する必要がありますね。
そういえば、エピペンを使用するお子さんが3人に増えるから、こちらも早く面談組まないと。
ヒヤリハットと先日の事故報告書のチェックも早急に。
そして、今日は内科健診。
保育を抜けられる時間に速攻書類準備と設営に取り掛かります。
整理できていない書類はとりあえず全部クリアファイルにぶち込んで積み上げている状態。
ちょっと傾いてきたからそろそろ崩れるかな
なんだかずっと慌ただしい日々が続いています。切実に平穏が欲しい