食後の歯磨きのタイミングって難しいですよね?
専門家によっても、食後すぐ磨いた方が良いという意見もあれば、食後30分は空けた方が良いという意見もあります
一般に、歯が健康な状態であれば、食後できるだけ早く歯磨きをした方が良いとされています。
歯磨きをせずに放置してしまうと、虫歯の元となる歯垢が歯に付着し、さらにそのまま放置すると通常の歯磨きでは落とすのが難しくなってしまいます😥
歯科検診や歯磨き指導の際、数年に1人くらい見かけますね😅
一方で、「酸蝕症(さんしょくしょう)」にかかっている人は、食後すぐに歯磨きをしない方が良いという専門家もいます。
酸蝕症とは、主に食生活の変化が原因で、歯を覆うエナメル質が溶け出してしまう病気のこと。
酸蝕症の人が食後すぐに歯磨きをし、それを長期間続けると歯がすり減ってしまうことがあります
しかし、自己判断で「酸蝕症かもしれない」と思って、健康な歯なのに歯磨きを遅らせることは虫歯のリスクを高めることにつながります😓
酸蝕症は、自覚症状が少なく、自分では気づきにくい病気です
歯磨きのタイミング等は、かかりつけの歯科医の先生に歯の状態を確認してもらい、アドバイスを受けることをオススメします✨
忙しくて、なかなか通院できないという方は、とりあえずは食後30分から1時間を目安に歯磨きをしましょう(^^)
食後は口の中のpHが酸性に偏り、エナメル質が溶け出しやすい環境になっています。
この時に歯を磨くと、力加減によっては歯を傷つけてしまうかもしれません💦
しかし、30分〜1時間経過すると、口の中が中和されるので、酸蝕症の方でも歯を傷つけにくくなります
また、食後に口を濯ぐ、水やお茶を飲む等で、口内の酸性度を抑えたり、酸性になっている時間を短縮したりすることが期待できます✨
ただ、「食後30分したら歯磨きをしよう!」と思っても、その時にできないことってありますよね
まだ習慣化されていない時は、場合によっては忘れてしまうかもしれません💦
時間を気にしすぎて、他のことが疎かになったり、歯磨き自体を忘れてしまうようなら、あまり時間に神経質にならず、「食べたら磨く」でも良いと思います✨笑