新規の変異株が出現し、新型コロナの感染者は増加する一方です。本当にいつ終息するのやら??ネガティブネガティブ






うちの園でも新規感染者が園児、職員を含めて2桁の大台に乗り、まだ増えそうな勢い…無気力

皆さん、登園自粛をしてくださり、登園率は30%弱となっています。

昨日も子ども達が降園した部屋からアルコール消毒をしていきました。




コロナ禍の日常ですっかり身近になったアルコール消毒ですが、なぜ人体に無害なアルコールで消毒ができるのでしょうか?




そこには、アルコールの性質や特徴、そして細胞の仕組みが関係していましたにっこり




例えば、水と油は仲が悪く、混ざらない性質があります。一方でアルコールは水とも油とも仲が良く、どちらにも溶ける性質があるんですね。




そして、動植物問わず、この地球上の生物を構成している「細胞」を細胞たらしめているのは、「細胞膜」の存在です。

家の中の各部屋が壁で仕切られているのと同じように、細胞膜で取り囲まれた部分が、一つ一つの細胞ということです。







そして、この細胞膜は、主に油でできています。一方、細胞同士の間には、体液が満たされていますが、その主な成分は水です。

つまり、水の中に、油の膜で取り囲まれた細胞が分布しているというのが生物の基本形です。




ウイルスにもいろいろな種類がありますが、大きく2分すると「エンベロープ」と呼ばれる細胞膜のような構造を持っているものと持っていないものに分けられます。





インフルエンザウイルスやコロナウイルスはエンベロープを持っています。そこで、アルコールを使ってあげると、エタノールは水と油の両方になじむので、ウイルスのエンベロープを溶かすことができます‼️にっこり

つまり、インフルエンザウイルスやコロナウイルスを壊すことができるので、アルコールの使用がこれらのウイルスを消滅させるのに有効と言えます‼️ニコニコ




一方、ノロウイルスはエンベロープを持っていません。なのでアルコールは効きません…無気力ガーン

そのため、次亜塩素酸ナトリウムを使うことが多いですね。うちの園では、ピューラックス®︎を使用することが多いです。




なお、皆さんが手指消毒をするときに用いるアルコールの濃度は7080が最適です。

お!?このアルコール安い!買っとこう!と思ったら一度成分表示を確認してみましょう。

よく確認すると濃度が低かったりします凝視




濃度が低いと効果が少ないのは何となく理解してもらえると思いますが、アルコールが濃ければ濃いほどよく効く気がするのにどうして100%のアルコールじゃだめなのか不思議に思いませんか??昇天昇天




実は、90100%のアルコールを使うと、脱水作用が強くて、細菌やウイルスに与えたとたんに、油の膜が固くなって、逆に溶けにくくなってしまいます😓

いい感じで膜が溶け切ってくれるためには、アルコール濃度は高すぎないほうが良いんですねニコニコ




感染症が広まると、いろいろな対策やそれに関する商品が宣伝されますが、基本はやはり手洗いと手指消毒です。あと換気ですね。




さて、最寄り駅に到着しました。

ギリギリ書き終えられそうです^^;

それでは今日も頑張っていきましょう‼️😊

早くみんなが元気に登園できますように‼️うさぎのぬいぐるみうさぎのぬいぐるみスター