<無料フリースクール・カープ雑学講座-109> 【インクルーシブ教育】 ・日本は国連の定めた”障碍者権利条約”を批准しており  インクルーシブ教育を推進することにもなっているが  実際は賛否両論が存在し、必ずしも上手く進んでいる訳では無い。 ・発達障害の7-9割の原因は社会にあると言われており  社会の側の対応が重要である。 ・学校が地域の改革の拠点となるべきである。 ・特別支援学校/学級自体が条約違反と見做されている。  ⇒個別のニーズに対応するべきとの立場、意見も当然ある。 ・コロナで学校に行かず、家庭学習の時期に家庭内虐待増加の  懸念を心配していたが、実際はコロナ明けで登校が開始されてから  むしろ子供の自殺者が増えた。 ・2006年の教育基本法改正で道徳教育の強化、規律の強化が進められ  インクルーシブ教育とは逆行する方向になっている。 ・全国学力テストで都道府県別ランキングを重視しるあまり  テスト直前1週間は学校でテストばかりやっている場合がある。 ・良い例として、特別支援学級の生徒が普通級に移った事で  クラス内の協力体制が出来て、雰囲気が良くなった。 ・インクルーシブ教育とイエナプラン ・インクルーシブ教育のメリットとデメリット 等々 ●長期的にはインクルーシブ教育を推進すべきであるが  日本に合った方向/方法を考え、慎重に進めていくべきだと考える。