【無料フリースクールの必要性しかし】 お子さんが不登校になった場合、子供達のケアのため 母親の2割は仕事を辞め、7割は給料ダウンすると言われている。 フリースクールは概ね年間40から50万の月謝が必要となるから 兄弟姉妹2人が不登校になると年間100万近くが必要になる。 収入ダウンの家庭にとっては大きな負担に違いない。 現在小中学生で30万人の不登校児がいて、フリースクールに 通っているのは僅かに1万人程度と少ない。 私はそこで無料フリースクールを始めることにしたのですが、 実施した感触では、無料化で1万人を2~3万人へは可能だが まだまだ色々な問題が残るということなのです。 ①引籠もりの子供向けにはオンラインや自宅訪問型 (家庭教師型)の対応があるが、中々受け入れられにくい。 ⇒家庭の状況に応じた個別の対応が必要です。 ②近くにフリースクールが無い地域もあるということ。 子供達にとって10分頑張って電車通学が可能であっても 20分の通学はとても遠いと感じるだろうということ。 ⇒そこで移動式どこでもフリースクールが必要となります。  フリースクールに行くではなく、来るということです。 ③例えば学校で担任の先生が怖くて不登校になった場合 フリースクールには親が付き添う必要があります。 ⇒そこで親子参加型のフリースクールが必要です。 親子参加型は子供のためだけではなく、母親にも必要な場合があります。 ①~③の対応をしても1万人を10万人にすることは可能ですが、 それでもまだ20万人の不登校児への対応が残っています。 あとはイジメ問題を含めた学校側の対応が必要でしょう。 もちろん学校側がどれだけ頑張っても集団学習の問題は残ります。 そして最後は”アンスクールング”の考え方が必要になります。 いずれ近い将来、日本でもアンスクールングの考え方が増えたら ”アンスクールングセンター”が必要になると考えています。