「全部一連を見て思ったんですけど、宮迫さんはどっかでコラボをしたかったんすよね、多分」

 

こう話したのは、お笑いコンビ・鬼越トマホークの金ちゃん(38)。6月4日にライブ配信されたひろゆきこと西村博之氏(47)との対談で、宮迫博之(54)と霜降り明星・粗品(31)のバトルに言及する一幕があった。

 

 

 きっかけは4月12日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、粗品が「YouTuberおもんない」と宮迫を名指しで批判したこと。宮迫は直後に公開した動画で反論し、対立構造が生まれたかたちだ。

 

 さらに5月28日に催されたYouTuber・ヒカル(33)のバースデーイベントで、宮迫が粗品を煽る動画がSNSに流出。「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!」「お前、『アメトーーク』みたいな番組、作ったけ?」と言い放ったため、“アメトーークは宮迫1人が作ったのではない”と批判が殺到する事態に。

 

 粗品も直後に『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で流出動画に言及し、宮迫を「知名度ある一般人」と皮肉っていた。いっぽう炎上の渦中にあった宮迫は、妻に叱られたことを理由に謝罪動画をアップ。粗品に向けて、「もう勘弁してくれへんかな」「僕はもう負けでいいです」と白旗を上げたのだった。

 

 こうした一連の騒動は芸人たちも見守っていたようで、金ちゃんは冒頭のように“宮迫は粗品とのコラボを望んでいた”と推察。続けて「『あれ、これコラボの脈がねぇぞ』って多分思ったんすよね。宮迫さん、気付いたんすよ」と指摘し、「『これじゃあ、やっても意味ねぇな』と思って、白旗あげて。だからもう完全に、宮迫さんがYouTuberになっちゃったってことですよ」と私見を述べた。

 

 またひろゆき氏も、「他の芸人さんがイジってくれたら、またネットニュースとかで話題になって、宮迫さんのYouTubeを見にくる人も増えるかもしれないじゃないですか。だから『イジらんといて』っていうのは、僕はちょっとデメリットが大きい言葉だなと思って」と首を傾げていた。

 

 すると金ちゃんは「もうあれは最後です。もう終わりです」と述べ、こう続けたのだ。

「正直、『もうイジらんといて』って言われたら、芸人一切、宮迫さんのことイジらないじゃないですか。(中略)向こうから遮断したというか、『もうこっちの世界に戻ってこないよ』っていうことを暗に言ったような感じですからね」

 

 ひろゆき氏も「それくらい重いことを言っちゃってる」と同意し、相方の坂井良多(38)は「『もう面白くできません』って言ってるのと一緒ですからね。我々の世界では」とバッサリ。金ちゃんも「宮迫さんもこれでジ・エンドじゃないですかね」と、嘆息を漏らしていた。

 

■元相方・蛍原は2年経っても「牛宮城」に訪れず…強まる宮迫の「腫れ物感」

宮迫の“アメトーーク発言”をめぐっては、かつての“盟友”だったお笑いコンビからも苦言を呈されていた。

 

 5月30日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で岡村隆史(53)は、“プロデューサーや演出家たちがいてこそ”として「それ言うてもうたらアカンと思う」と批判。矢部浩之(52)も「自分を保つためにね、自分の実績とか自己評価も高く言ってしまうタイプやんか」と宮迫を評し、呆れていた。

 

粗品とのバトルの裏では、5年ぶりとなるはずだった地上波復帰も中止になってしまった宮迫。お笑い界から白い目で見られつつあるが、雨上がり決死隊として活動を共にした元相方・蛍原徹(56)も距離を置いているという。

 

 「宮迫さんは謝罪動画のなかで、“アメトーーク発言”について蛍原さんにお詫びの電話をしたと明かしていました。蛍原さんは笑っていたそうですが、そうする他なかったのではないでしょうか。そもそも蛍原さんがコンビでの再起を模索していたのに、宮迫さんは勝手にYouTubeを始めてしまいました。

 

 宮迫さんは蛍原さんとの関係修復を望んでいるようですが、上手くいくとは思えません。蛍原さんは’22年2月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、『牛宮城』に行くと宣言。しかし実際にはまだ訪れておらず、宮迫さんは今年4月の動画で『いつ来んねん!』と憤っていました。ゴルフも誘いたいようですが、やんわりと避けられているのではないでしょうか。宮迫さんは今回の炎上で、ますます“腫れ物”のような存在になってしまったのかもしれません」(テレビ局関係者)

 

 金ちゃんからは冒頭の動画で、「芸人がいま宮迫さんと絡んでも、特にプラスはないような感じするんですよ」と言われていた宮迫。「芸人」の肩書は、いま窮地にさらされている。

 

とのことです。