日曜日。いつものように1週間ぶんの食材買い出しのためイオンに行ったら、カートになにやらスマホ台のようなものが取り付けられていました。
「レジゴー」ですって。
で、わかりやすく興味を示して見ていると、係のヒトがリーフレットと貸し出し端末持ってニコニコしながら近寄ってきました。
早く買い物済ませたい気持ちをおして話を聞くことに。
こういう新しいシステムは最初のうちにトライしておかないと、浸透してしまってからだと教える側の親切度が激下がりしてしまう傾向にあるから、面倒くさくてもひとまず挑戦してみるのが賢明かと。
なるほど。カゴに入れる前にそのスマホみたいな端末にピッと通しておけば、レジでピッピしてもらわずそのまま精算機へ直行できるというシステムなわけなのですね。
やってみるといちいち面倒くさいのですけれど、確かにレジ通過はスムーズでした。
なにより、自分でカゴ(マイバッグ)に入れたままの状態でそのまま持ち帰れるので、雑に移し替えるレジ店員に当たったときのストレスなどは感じなくてすみます。
それと、夫が勝手にカゴに追加していてレジ通過時に初めて気づくという〝ヤラレタ感〟も味わわずにすみます。
けど、丁寧にしてくれるお気に入りのレジ店員さんとのちょっとした会話なんてのもなくなります。
便利なシステムって軒並みヒトを排除していくようになってるよなぁ。
それでいて孤独だの淋しいだのと言ってAIとおしゃべりするようになる。
なんのための、誰のための便利さなのか、イロイロわかんなくなります。
他人は複雑で面倒くさい。
そんでもって身内は単純でも面倒くさい。
週末になると婿殿が休みだから日中も(だいたいにおいて)実家には来ずに夫婦で子育てしている娘。
愚痴ライン、多っ!(笑)
赤ちゃんって、もんのすごい勢いで日々進化しているから、やっぱりずっと接してないと扱い方がわかんなくなったりするんですよね。
婿殿の場合は毎日仕事で遅くなるし、帰宅してお風呂入れたらもうコウちゃんは寝てしまうわけですから、起きているコウちゃんの扱い方に不慣れだったりします。
で、上手くやってくれないことに対して娘のストレスが溜まっていく、と。(笑)
ふふふ。娘よ、まだまだ甘いな。
期待をするから失望が生じるのだよ。
端から当てにしてなかったら腹が立つこともなくなるってもんです。
それに婿殿は忙しいなりによくやってくれてると思います。なにより、キレずにあの娘の相手をしてくれているだけで素晴らしい(笑)
結婚生活が長くなれば、お互いに落としどころを見つけていくのではないでしょうか。
でもねぇ。
長くなったら諦めることは上手くなりますけど、ガックリと疲れされられることは、なくなりません。
先日。
夕刻にピンポン鳴ったので玄関まで行った夫。
いつも娘夫婦のところに孫を見に行くさい、うちの駐車場にクルマを停めていく向こうのお母さんがお礼にと菓子折を持参してきてくれてたわけなのですが、その場で受け取らず、待たせた状態で「おーい、おーい」とわたしを呼びながら階段上がってきます。(うち、玄関だけ一階部分にあるんです)
で、「むこうのお母さんがなんか持ってきてくれちゅう」と。
じゃあ、ありがとうございますって受け取ってくれよ。
けどわたしを呼びに来た過程はお母さんにも丸わかりなので降りて行かないわけにもいかず、笑顔貼り付けて降りてくと、案の定、
「わざわざすみません。銀さん(←うちの夫)でもよかったのに」
と、恐縮されてしまう始末。
「ですよねぇ」
思わず相槌打ってしまうも、それはイコール、わたしが降りてくるまでもない用件だったんじゃないか、ということになってしまうので、これはこれで相手に対して失礼なのでは? と。
こんな厄介な状況になってしまったのは全て夫のせいです。
子どもじゃないんだから、きちんと対応して完結させてくれ。
諦めて期待などしないようにしているつもりで、大人の対応を求めてしまっていたわたしも、まだまだ甘いのかもって思いました。
娘との、とあるラインのやりとり。
(注1 きたしゅー=婿殿)
(注2 土佐弁強すぎたり誤変換あったりしてます。意味不明な箇所は翻訳しますので言ってください)
けどたぶん、婿殿は婿殿なりにせいいっぱいコウちゃんの面倒見てたんだと思います。
でもって、婿殿にもうちの夫にも、そっち側からの言いぶんってのがあるんだと思います。
娘もわたしも、それらを汲めるほど大人ではない、ということだってのもわかります。
てか、理解はできていても汲もうとはしない。
そういうワガママなやりとりが成立してしまうのが夫婦のおもしろいところなのかも(笑)
そうそう、帯状疱疹ですが、ずいぶんと良くなりまして、おさわりも解禁しました。
抱っこできるのはうれしい。
が、しかし、7キロオーバーを抱いて立ち上がるのは少々難儀ですわな