あなたは今の人生に満足していますか?
いいえ、と答えた人は何かやめるべきことがあるように思います。
本当の自分の力は、無理を捨て去ることで発揮される。やめることでうまくいく54のヒントをさらりと説いている本。
「何かを手に入れるためには、まずは手放さなければなりません。
そう、やめることが必要なのです。
やめることは勇気がいります。
はじめることよりも、やめることのほうが、何倍もエネルギーを使います。
だから、多くの人が、やめられずに不満を持ちつつも現状を維持しているのです。」
「夢」とは、人の役に立つモノ。
「ごほうび」は、自分のためだけのモノ。
一日に一回鏡を見て笑顔習慣をすることで、笑顔とともに幸せがやってくる
褒められた時は拒絶せず、笑顔で「ありがとう」といってみよう
「一歩的に話しをする」をやめる
うなづいたり、あいづちを打ったり、共感を表しながら話しを「聴く」ようにしてみよう
んで?という尋問ではなく、「どのようにすれば?」と質問をしてみる
自分の気持ちを伝える際に「私」を主語にして伝えてみよう
自分を犠牲にするをやめる→自分が不自然と感じていることをやめて「自然体」をはじめる
自然体とは自分らしい、体や心に聞き喜ぶことをすることで自分を大切にすること
※自分を大切に出来ない人は人を大切にできない
あの人だからうまくいくをやめる→こうなりたいと思う人になりきって、一日を過ごしてみよう。
その方なら、どう考え、何をいるのか、選択するか、立ち振る舞うのか?
一週間「素直に」人から言われたことは「はい」と受け止めよう。「でも」「だって」は使わない
「ちょっとしたことで喜ぶ」をはじめる。
1日の中で嬉しかったこと、喜びを感じたことを手帳につけていこう
私はもっと成功したい、そんなふうに思ってました。
その時は、たくさんの知識や技術を身につければうまくいくはず、どんなことにも挑戦して経験を積んだ方がうまくいくはずだと思っていました。
情報や人脈は多ければ多いほうがよい、人が休んでいるときにもたくさん働いた方がよい、そう思っていました。
それを実践していました。
たくさん本を読み、毎日何紙介護雑誌を読み、セミナーがあれば聞きに行き、飲み会があればできる限り参加するの繰り返し「生きているというより戦っているようだ」と妻によく言われます。
頑張っても時間が足りない。
忙しさが増してしく。
でも、頑張り続ける。
今までは、何かをプラスすれば成功する、という考え方が強かったと思います。
知識を身につければ、資格をとれば、お金があれば…と、きりがないように思います。
いろいろな物をプラスにして、身に着けていくことは、鎧を身に着けていくようなもの。
心と知識の鎧。
着れば着るほど自分が見えなくなってしまいまるで迷走しているような自分。
動きも鈍くなってしまいます。
これからはその逆の発想が必要かもしれません。
何をやめて、何を捨てて、何を手放すかも重要だと思います。
足していくのではなく、引いていく。引いていくほど、鎧を脱ぎ捨てたとき、飾った自分ではなく、本当の自分がそこに見え、本質しか残らないように思います。
本当の自分をさらけ出すのは恥ずかしいし、自信がありません。
人は自分を大きく見せたいものだと思います。
やめる力