先日の記事で、しつこいのは~って言っていたのに、まだ話すのか、と自分にツッコミをいれつつ。

先日某テレビで、MCの方がWBCの話を振ったところ、その場にいたコメンテイターが「見ていない」「知らない」と返した、という話が話題になりました。
まあ、全員が野球を好きだとか、興味を持ってるとか、そうそうないとはあります。
視聴率が驚異の40%越えなんてことも話題になりましたが、ま、つまりは半分以上は見ていなかったわけですし。といってもテレビだけでなく、ネットでも中継してましたから、結構な方が観ていたんでしょうが。
でも、野球というかスポーツに興味ない人やむしろ嫌いという人がいるのも確かで。コメンテイター全員が、っていうのに珍しいですけど。
ただ、ちょっと気になったんですが…。一応なんちゃってですが、その番組は情報を扱っていて、生放送だったわけで。そこに出てくるコメンテイターとして、「知らない」「見てない」で切っちゃうのはどうなのかなあと、思った訳です。

大人の対応

趣味が違うとか、宗教上(?!)の問題で、見ないということはあるかと、思いますし、絶対見ろとか、調べてこい、とは言わないです。ですが、生放送で、かつウザい程他で取り扱っている上に、そこに触れないほうが不自然な話題ある中で、「しらないし、興味ない」と言われてしまったら、話題がそこで止まってしまいます。
それって、番組としてどうなんだろうと。
トークで盛り上げなきゃより、興味ない話だから話題を振らないで、が先に来たのであれば、それはコメンテーターとしての仕事って思うのです。まあ、ワイドショーの薄っぺらい「すごいですねー」がいいとは言わないですが、でも、興味なくてもその場を盛り上げるようなコメントや態度で答えるのがお仕事なのでは、と思うのです。そういう大人の対応って大切なんじゃないのかなあと。

コミュニケーション能力は明るくふるまうだけじゃない

その番組を実際に見ていた訳ではないので、どういった感じで知らないといったのかわかりませんが、取り付く島もないように「知らない」と言っていたのなら、それもなあと。
このコメンテーターさんが、その日のTwitterで「興味ないを興味ないって言って何が悪いの?」みたにつぶやいていたし、翌日MCさんがラジオで困惑したと話をされていたようなので、まあ、なんとなくお察しな感じですが。
まあ、興味ないのに、これってどうなの?ってコメントを求められたりするのは苦痛ではあると思うのですが、そういった感情を公共の場にもっていかないコミュニケーション能力なんじゃないかなあと思います。明るく話題を盛り上げるだけじゃありませんからねえ...。

言葉遣いを大切に

多分、ちょっとした言葉遣いで、なんとかなるんじゃないのか、と。例えば、「その時間は仕事が入っていて見られなかったんですが、すごかったんですって?」みたいな。言葉は悪いですが、嘘は方便ともいうし。物は言いよう。

相手を不快とか困惑とか、そういった感じにしない。そういう事って大拙なんじゃないのでしょうか。最近、ちょっとしたことでも攻撃的になる人が増えていますから。。。