Vストローム250をカスタムしようと思った時、一番関心があったのは荷物を積む場所だった。ライダーシートの後方にどうしたら多く荷物を詰めるように出来るかだった。カーナビやフォグランプ、ライトのLED交換作業は誰でも暇があれば出来る作業だ。しかし純正品を使わずに収納を装備するとなるとちょっと違ってくる。

 

一週間以上、時にキャンプ場を利用しバイクツーリング旅をしようとすると、装備はそれなりの量になる。私のようにツーリング先に「日本百名山」があると「せっかくここまで来たのだ、ついでに登って来よう」と登山用具も持って走ることになる。車でなら何でもないがバイクだと収納力には限界がある。

特に登山靴はそれだけでも大荷物になる。そうだ、いっそ登山靴をバイクブーツ代わりにすればそれで済むじゃないかと、試しに登山靴で走ってみたがクラッチ操作で靴紐が何度も引っ掛かり危険で兼用するのは中止した。バイクブーツはスタイル優先の世界かと思っていたが、実はクラッチ操作が安全な為にシンプルなスタイルになっているのだと初めて気が付いたのだった。

    

山に登るには必然的に登山靴と防寒着、ステッキ等も加わりキャンプ以上の大荷物になる。ところがVストロームの純正パニアやボックスを調べると私には容量不足だった。価格も年金暮らしには「えっ?」とためらう高額設定だ。

-----ならば自分で工夫し満足できる物を作ってみよう。

定年になって時間は自由に使える。まさに人生で一番自由気ままなゴールデンタイムを獲得しているのだ、有効活用しない手はない。しかしサイドボックスやリヤトップケースの自作となると今までと違って説明書のない世界になる。創造力と応用や細工、知恵が必要だ。

幸いにも250cc以下のバイクには車検が無い。すべての整備、メンテナンス責任は所有者が持つことになる。これは考えようによっては他人に迷惑を掛けずにそれで責任を持ち満足なら整備からカスタムまでご自由にどうぞ、という世界でもある。----車検という呪縛から解き放たれ、自由さを感じるのだった。-----これからは車検代も要らなくなり税金も安くなる、フェリーに積み込む場合も大型と比べ割安、といいことずくめだ。なんで今まで大型バイクに乗っていたんだろ、憑き物がポロっと落ちるようにバイクを見る視点が変わった。

 

カスタムを考え始めてからはスケッチブックを開き、リヤのボックスはこんなものを付けたらどうだろうか、サイドにはバッグよりボックスが似合うんじゃないか、とデッサンする日が始まった。

しかし、自分で作る以上トラブルが起きたらすべては自己責任でいい加減なものは作れない。万が一走行中に荷物を落とせば自分だけではなく他の車にも事故を及ぼす危険性があり安全最優先である。

   

前回ブログに書いた「自作サイドパニア」はその手始めだった。くどくなるのでここではサイドボックスに触れないが、自分でも作ってみたいと思う人は自分のバイクに合わせたカスタムにトライしてみるといい。ただしすべては自己責任で対処、は言わずもがなである。

 

余談だが、サイドパニアの「パニア」はロバの背の鞍(くら)左右へ籠(カゴ)をつけたものが語源になっているようだ。一方「バッグ」はもともと皮や布で作った袋やカバン。素材がハードかソフトかでどちらも目的は同じだ。

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今回「リヤトップケース」も自作しようと思った。

オートバイの中で一番収納力ある場所になる。車で言うとトランクだ。リヤケース、リヤボックスと呼び方は様々だがスズキでは「リヤ」と「ケース」の間に「トップ」を入れて「リヤトップケース」と呼んでいる。収納場所が後部の一番高い位置に来るのでそう呼んでいるのだろうか、理由は不明だが個人的に安定性から言うと低い方が安全だと思う。あんなに高い位置だと風にあおられやすくなるだろう。

   

まず初めは安全第一で、以前使っていたSHAD製リヤボックスの再利用を考えた。ヤマハボルトに実際に使っていたお下がりでVストにも付けられると考えたのだ。

 

             

このイタリヤ製のボックス、SHAD40は40リットル容量の丸みを帯びたスタイルで汎用リヤボックスに分類されている。ただしキッチリ隅々まで荷物が入らない。流線形デザインで曲線部に斜め空間が生まれる。デザイン優先の宿命だろう、作りにイタリア人気質が現れているような気がする。合理性が好きな私はホームセンターで売っている収納箱のようなものをむしろ利用したくなる。-----その話は別途後半に続くことになる----。

 

------ SHADリヤボックス再利用の話に戻る。

Vストロームには小さな飾りのような荷台(リヤ)が付いている。以下「リヤ」という言葉や「荷台」という言葉が出るが同義語です、念のため。

 

    

写真、角(つの)のように伸びた部分は二人乗りの時、後部シートの人が掴まるアームになっている。写真下、荷台の表面には黄色4つのボルト穴があり純正リヤトップケースはここに接続されるようだ。裏にナットを入れ荷台とボックスの座台がここで結ばれる構造。汎用品も当然このボルト穴を利用するようになっている。青印の箇所で荷台と車体はボルトで一体化になっている。

しかし、SHADの「台座」は汎用品にもかかわらず穴位置が合わない。ぴったり合うのは純正品だけだ。各社、各バイク荷台に個性があり各バイクごと純正品が生まれる所以(ゆえん)である。多くの荷台に適合できるようSHADボックスの座台は何か所もの穴が開いているがそれでも位置が合わない。

              

樹脂製の土台にドリルで穴を開けるわけにはいかない。写真左がボックス用台座、右シルバー色がVストの荷台。黄色の5穴を台座にあけると強度が弱まってしまう。-----スズキは自社製品専用ボックスを売りたくて、わざとこんな小さな荷台を作ったのか?と疑いたくなる。

数社が工夫を凝らしアダプターを販売しているので、それを買って再利用しようとも考えた。が、--------見比べているうちにこの二つの間にアダプターなるものを作ってそれぞれがくっつけばいいんじゃないか、とひらめいた。

 

 

そこで、

「よし、ここにアタッチメントを合板で作ってみよう」とやってみることにした。数枚の薄いベニヤ板が重なった合板は丈夫で割れにくくノコギリがあれば切断も楽だ。ドリルがあれば簡単にボルト穴も開けられる。仕上げにペンキを塗れば防水加工も出来る。単なる一枚板より合板の方が割れにくい筈だ。

                 

たまたまホームセンターに行ってみるとカットした半端もの合板が売っていた。厚さ12mm 、縦横90Cm×90Cmの処分品が半値で売っていた。加工に必要な道具は自宅にあるノコギリとドリルで足りる筈で500円程度で購入した。

 

自宅に戻ると、まず合板をSHADの座台の形に合わせ大きめに切断した。次に荷台の穴、黄色部を合板に書き写し5か所にドリルで穴を空けた。同じその合板にボックス台座のボルト位置に合わせここにも4か所ドリルで穴を開ける(白色部)。

                    

合板の内側の穴はバイクの荷台と、外側はボックス座台と接合する。一枚二役のアタッチメントの完成だ。

 

-----と、理屈と説明だけなら文字にすると簡単だが、これを実際にやってみると計画通りすんなりとはうまくいかない。きちんとした機械設備の整った作業場で穴を開ければいいが日曜大工程度の設備では狂いが生じドリル穴が傾いて貫通し何回か穴を修正することになった。これも日曜大工のご愛敬だろう。穴にはワッシャーを被せボルトの落下防止とした。

もっとも厄介だったのは実際の取り付けと取り外しだった。車体から順に「荷台」と「合板」を、次に「合板」と「台座」をそれぞれボルトナットでつなぐのだがそれぞれ隙間が無い。指先二本で勘を頼りに荷台の裏側にナットを送り込み上からボルトを差し込む。そのナットが指二本ではつかみづらくて蝶型ナットを買って来て何とか下穴の位置に届く有様だ。何度も途中でナットを床に落としてしまう。こうして悪戦苦闘の末にどうにかボルトとナットが接続出来たのだった。板と板との間に当初ゴム板かスペーサーでも入れようかと考えたが直接ベタ付けでも支障がないと判断し直接付き合わせることにした。

こんな小さな取り付け作業でも手間賃がかかるのは仕方ない話なのだ。これだけ面倒でやりづらいのだから技術料が追加されても仕方ない、と地道に働く作業員に敬意を表するのだった。

 

しかしこの作業は、たとえ純正品の取り付けでも同じだろう。どんな製品でもその最初の固定段階ではワンタッチという訳にはいかない。悪戦苦闘の末に出来上がったのが合板アダプターで、手に持っているのがボックス座台。取り付け完了が写真下でガッチリ固定され振動で外れる恐れはない。

   

 

合板を大きめに切っているのでゆとりのある部分にU字型ボルトの取り付けも出来た。ここにも荷物を括り付けられる。これも自作カスタムの特典だ。

                 

アダプターメーカーが作るアタッチメントはこの写真のように金属でできていて丈夫さは合板を凌ぐだろうがボックスの位置が高くなる傾向があった。これでは重心が高くなり「そば屋の出前持ち」荷台のようで気に入らない。これも自分でカスタムしようと思った理由の一つだ。上に載せるボックスがポツンと浮き立ってしまう。

 

一方で自作のアタッチメント合板は荷台にベッタリと張り付き安定感はこちらの方が一枚上手だ。-----ほんの数センチの違いではあるが。

       

 

-----メデタシ、メデタシ-----本当はこれでカスタムは全て終わるはずだった。

 

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しかし

 

『-----また北海道にツーリングに行くんだろ?せっかくカスタムしても今までと同じじゃ能が無い。リヤボックスも変えた方がいい』

と脳裏にささやきが聞こえてきた。

そうだ、以前に使っていたからと言って過去のものにとらわれず、思い通りカスタムしていいじゃないか。「これだっ」と気に入った収納を考えればいい。「バイク用じゃなければダメ」なんて凝り固まった観念は捨ててしまえ。

 

-----そう思うと自分が作りたかったものがふつふつと浮かんでくるのだった。

そしてその足でホームセンターに向かい店内を歩き始めると、一角に収納箱の一群が現れ途端に目が釘付けになった

「おおこれだ、これ!」

広いフロアーに山積みになった大小の収納ボックスのコーナーがありそこは以前通り過ぎた時、気になって振り返ったコーナーだった。

「こういうのが欲しかったんだ。これを付けたかったんだ!」

                 

思わずその一つに手を伸ばすと、蓋を開けたり閉めたり繰り返し、あれこれと重さ広さを較べていた。-----無駄のない直線、収納力、風雨に強そうな密封性と実用性。どれを取っても「バイク用ボックス」以上だ。しかも極端に安い。SHAD以上の容量なのに価格は半分もしない。値札が間違って貼ってあるのでは?と見直したほどだった。

 

こんな収納箱が欲しかったんだ。サイドボックスに選んだものと同じグリーンの色。何てピッタリなんだ。

ホームセンター「ナフコ」に入って15分後、その収納ボックスを買うと自宅に戻った。これならキャンプ用具をまとめて収納できるだろう。

 

SHADと違うところは単純明快な箱で座台がない点である。鍵は付いていないが付けようと思えば加工は穴を開けるだけで後は市販のカギを通せば完了する。簡単だ。荷台との取り付けは工夫次第だ。

   

バイクツーリングで今まで持って行ったものがどれだけ実際に入るか収納箱に試してみた。

登山靴、寝袋、マット、テント類。これら登山ツーリングに不可欠な4つの大きな荷物の内でせめて3点でも収まればいいのだがと試すと何とすべて収まってしまった。SHADだと3点がやっと入る容量だ。しかもまだ若干の余裕さえある。-----こうなったら是非ともこれをリヤボックスに仕立てよう、俄然やる気が沸いて来た。

      

-----結果的にこの新しいホームセンターボックス、つまり自作リヤボックスはやってみると実に簡単に取り付けられることになった。

 

今回の作業は、荷台の上に収納箱の大きさに合わせ切断した合板を載せることから始まった。その合板と荷台を合わせボルト穴を開ける。荷台と接合すると大半の作業はもうこれで終わることになった。これは意外だった。

「あとはボックスをその上にいかに固定するかだ」

と難しく考えていたが試しにL字型金具で、置いたボックスの四隅を外から囲み押し付けるようにしてネジで固定してみると、なんとそれだけでボックスは動かなくなった。取り出す時も、スッと上にボックスを抜くだけで良い。

                                 

最初は

「ボックスの底に何か所かボルト穴を開け合板とボックスとをボルトで接合しなければ」

とデッサンしていたが、L字金具で周囲から押さえると、もうそれでキッチリ固定される。ボルトで底を固定する必要が無い。バイクが横や逆さにならない限りボックスは抜けない。

これは、ホームセンター収納箱の四隅をよく見ると納得できた。4つ角は脚部補強のため四隅が太くなっていて、L型金具で「くびれ」の部分を押さえると前後左右にずれないのだ。当初は前後ズレ止めに金具8か所にしようと用意していたが4か所で十分だった。これは意外な展開だった。デッサンではなく現物から教えられる発見だった。

 

どうもこれまでの私の考えには「オートバイだから〇〇でなければならない」という固定観念、呪縛に縛られていた気がする。A型人間に特有の融通の利かない頑固さが私の中のもう一つの奔放な面を押さえつけていた。

「自分」が考えの主体ではなく固定観念が主体になっていたようだ。ああ、主客転倒だった。私が主体でいいのだ。実存主義でいいのだ

 

 

余った空間に、ここでもU字金具を4か所取付け予備の荷物を括り付けられるようにしたが、これでかなりの荷物が括り付けられるようになる。

こうして自作のリヤボックスが完成した。かかったお金は総額で8,000円未満だった。もちろんここでも知恵と工夫と応用は必要だが物以外タダである。

後日、この自作リヤボックスを積んで試走してみた。走行中は念のために荷台とボックスはロープで一回り連結したがガタつくことはなかった。荷物を入れればボックスの安定度は増す。しかし中身が空だと箱自体かなり軽いので風圧で浮き上がる恐れがある。走行中はやはりロープで固定しよう。荷台下からロープを一周して箱を固定すれば倒れても箱が飛び出す恐れもなくなる。バイクである以上倒れないという保証はない。

 

SHAD製ボックスには「マット」「寝袋」の2点程度は入るが「テント」又は「登山靴」の3点目を詰めこむには無理がある。ギューギュー押し込めるかどうかといった空間しかない。計算上の容量は40Lなのだろうがデッドスペースを含んだ数字で有効率は7割前後かと思う。

一方、ホームセンターボックスは4点全部収納してもまだ余裕がある。「スタイル」「デザイン」優先か「機能性」「合理性」か。

  to be or  not  to be 、that is a question いずれを取るかハムレットの心境だが----長期ツーリングではホームセンターボックス、近場のツーリングはSHADという使い分けがいいのかもしれない。

 

取付時間も比較してみた。荷台に合板をボルトで取りつけ、ボックスセット完了まで何度か練習すると5~10分あればセットできた。取り外しも同じくらいの時間である。

しかし最初に作ったSHADでは倍近く時間がかかる。これは、ボックス用の座台を取付ける「ひと手間」が増えるためだ。安全度は同等、収納力は断然ホームセンターボックスだ。

『なんだこれでいいじゃないか。何を今までオートバイ用こだわっていたのだろう』と今までのこだわりが不思議にさえなった。

                           

この自作リヤボックスの欠点を言うとボックスが荷台より後方にはみ出す点で、タンデムシートを活かしたまま大きな荷物を積もうとするとこうなってしまう。タンデムを犠牲にするとはみ出さなくても済むだろうが、そうなると今度はライダーの背中に荷物が当たることになる。一長一短だ。

                                            

何軒かホームセンターを廻ると店ごとにいろいろな大きさの収納ボックスが置いてある。私のような手作りの収納カスタムを考えている人は何軒か廻ることをお勧めする。えっ?と驚くほど安く防雨性もありデザインも決して悪くないものが多数ある。「バイク用」とこだわらなければの話だが-------。

 

さあ、出発の準備はできた。いつでも発車オーライだ。コロナさえ収まれば。

 

-----昨年から(2020年) 丸一年以上もコロナ騒動で不本意な生活を余儀なくされてきたが、このブログを書いている2021年6月現在、ワクチンの普及でやっと日本にも出口方向が見えてきた。秋の涼しい風が吹くころには日常生活が戻って来るに違いない。そう願う。

健康であることがどんなに大切か。日常を大過なく過ごすという事がどんなに幸せなことか。普通に起き、普通に働き、普通に笑い、普通に過ごせることが、実は基本的な幸せなのだという事をこの感染病は教えた。

しかし、多分数年たつと私たちのほとんどは、あの東日本大震災がそうであるように忘れ去るに違いない。

 

-----「忘れ去る」に関連して、ここで話は急遽脱線してしまう。-----。

1999年の夏、関東で大きな水難事故が発生した。場所は神奈川県丹沢湖に近い玄倉(くろくら)川キャンプ場だった。その事故の模様はテレビで生中継されたのだった。ある会社のキャンプ客がひと固まりになって中州に取り残され、白昼激流に吞み込まれた事件だ。

結果的に13名が亡くなったが、私はこの模様を昼のテレビ生中継で見ていた。

----前日からの大雨で、玄倉川の中州にいたキャンパーには何度も増水予報と退避勧告が出されていた。しかし某会社で主催するキャンプに参加した従業員たちは幹事連中が酒に酔い、救助隊、警察を罵声で追い返す姿を見ていた。

「せっかくの親睦会キャンプを邪魔するな。」酔って息巻き、さあみんな今から盛り上がろう、とめったにないチャンスと仲間意識とで視野を狭くしていた。その結果、大半が中州に残る羽目になった。一方で警告に従い中州を離れた家族も数人いた。

一夜明けるとダムは決壊寸前、上流からの放流が警告通り始まりキャンプを続けていた従業員たちはしかし戻れなくなっていた。救助ロープも発射されたが届かず、ヘリコプターも来られない気象状況。報道陣テレビカメラの前で水かさは増しやがて次々と人が流され、---13名が濁流にのまれていった。これが玄倉川遭難事件だった。「助けて」と子供を抱いて濁流に消えて行った人たちが生中継で昼のテレビに映された。今もってその時の映像が私の脳裏から離れない。リーダーがまともだったらこんなことにならなかったのに、と。

 

現在のオリンピック開催論を見ていると玄倉川事件が奇妙にラップしてしまう。主催者の暴走とノーと言えない取り巻き連中。-----国民の過半数が中止を叫び、リーダーだけが旗を振り、閣僚のなかで誰一人「間違っている」と言わない世界。いや、言えない世界。イエスマンばかりが周囲を固めると玄倉川事件は繰り返すことになる。いっそ王様が寝ている間にみんなこぞって中州を抜け出し、翌朝目が覚めると中州に取り残されているのは王様だけだった、と気づかせる勇気を持ってほしい。巻き添えはごめんだ。

 

9月、いや出来れば8月には十勝岳や羊蹄山を登ってきたいものだ。コロナに負けず生き延びよう。そして、再度北海道に上陸できた時にはいつかまたその様子をブログに残しておきたいと思っている。