邪馬台国の在った時代とは、すなわち弥生時代である。

 

歴史研究家の特に邪馬台国畿内説派の方はこの時代を古墳時代のはしりであると、

 

考えておられる方もいらっしゃるようだが、

 

私が考えるには卑弥呼が倭国を統治していた時代とは、

 

いまだ古墳時代とは言えない時代だと思っている。

 

何故なら卑弥呼が死んだ時に、人々は大いに冢を作ったが、

 

その冢は径百余歩(一歩は人が普通に歩く時の約50㎝)として径50mの円墳だった。

 

これは古墳時代に築造された径100mを超える巨大前方後円墳とは全く違うものである。

 

たぶん倭国で前方後円墳が築造されるようになったのは二代目倭女王台与が、

西晋に貢献して、前方後円墳の思想を得てきてから後のことだろう。

 

因みにこの時代の中国は魏・呉・蜀の林立した三国時代であった。

 

三国志演義で有名な曹操、孫権、劉備に加え、関羽、張飛、諸葛亮孔明らに加え、

趙雲子龍や夏侯惇、夏侯淵、張遼、周瑜などが大活躍した時代である。

 

その頃の倭国の人民は竪穴式住居に住み、全身に入れ墨をしていたのだから、

中国人から見たら、実に野蛮人に見えたことだろう。

 

それは今でいえば、日本人がアマゾンの裸族を見ているようなものだろう。

 

 

 

 

 

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