佐山展生教授の「M&A実践論」 | MBAによるキャリアチェンジへの挑戦

佐山展生教授の「M&A実践論」

7月27日(火)に、佐山展生教授「M&A実践論」のテストがあり、これでICSでの学生生活も終わりです。


佐山展生教授 (以下の写真)は、現役のM&Aファイナンシャルアドバイザー(FA)で、日本中で注目された阪神阪急の統合の阪急側アドバイザーやワールドのMBOによる非上場化など、数多くのM&A案件に携わった経験を持っており、日本のM&A業界ではとても有名な方です。


MBAによるキャリアチェンジへの挑戦-sayama


クラスのタイトルの通り、「M&A実践論」ということで、M&Aのテクニカルな側面よりも、佐山先生がM&A実務の中で大事だと思われている本質を教えるというものです。難しい内容はありませんし、佐山先生の持論が多いですが、よくよく考えると、ものすごく大事なことだということに気づかされる内容です。


ブログでは書けないM&Aの裏話はたくさんあり、リアルで臨場感があり、M&Aに対する学びが深まりました。また、佐山先生はそのような裏話をオモシロおかしく伝えているので、毎回、クラスに参加するのがとても楽しかったです。


また、M&AのFAや弁護士の方がゲストスピーカーとして来られて、講演の内容よりも、どのような方が実際にM&A実務に携わっているかを知ることができたのはキャリアを考える上でとても参考になりました。MBA卒業後にファイナンスの世界にキャリアチェンジするということは、自分の年齢と経験の上からもあり得ないという結論に達することができました。


このクラスで最も大きかった収穫は、世の中や生き方に対する佐山語録です。卒業後、社会人としてキャリアを成功させるのにあたり、とても重要な学びをいただきました。


なお、佐山先生は私と同じく大学の専攻が化学で、帝人でボリエステルの重合関連業務に従事しており、30歳を過ぎてから、三井銀行でM&Aアドバイザリー業務にキャリアチェンジをされて成功してきた経歴はすごいと思います。また、M&A業務に携わりながら、どのように時間をつくって夜間のMBA取得(ニューヨーク大学)や博士論文を書き上げたかのお話を聞いて、とても尊敬しました。


このクラスを通じて、M&Aや経営の世界においては人が重要というのが個人的な結論です。


MBAの学生生活の最後に佐山先生のクラスを受講できて、とても満足しています。


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