おはようございます。
Makotoです。
MOSSAプログラムは決められた時間で
コリオに沿って運動するレッスン。
そしてMOSSAが標榜する
「安全かつ効果的」に運動効果を高められるよう
一つ一つの動きには
運動生理学やスポーツ科学、解剖学など
さまざまな知見をもとに裏付けられた効果があり、
それを素晴らしい音楽にのせて
ユーザーへ届けるよう開発されています。
(と自分は思っています)
決められた時間内で動くなら、
ただやみくもに動くだけじゃなく、
「なぜ、こう動くのか」
「この動きで何がもたらされるか」
等、一つ一つの動作に込められた目的や
ターゲットとなる部位とその効果を理解した上で
少しでも効果的に動き、
少しでも多く変化を体に感じたい、もたらしたい。
それらが出来た上で楽しみたい!
と思いながら日々考えながら動いております。
その中で感じた、
Group fight Jul24 の個人的なポイントを
まとめていきます。
※スタジオレッスンの効果・感じ方・楽しみ方は人それぞれ。
一個人の感想として、あくまでも参考程度に・・・
また、後々加筆することもあるかもです。
-- Group fight Jul24 --
TRACKLIST:
1. [WARM-UP] CHOOSE YOUR FIGHTER / Ava Max
2. [BOX] DJ TURN IT UP / Dimension
3. [MUAY THAI 1] FIGHT FOR YOUR RIGHT / Finger & Kadel vs. Big Daddi
4. [KICKS] RHYTHM IS A DANCER / Braaheim
5. [MIXED MARTIAL ARTS 1] SMASH! / Ummet Ozcan
6. [SUPER BOX] WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO / Wham!
7. [MIXED MARTIAL ARTS 2] UPSIDE DOWN VS. FOCUS / Diana Ross & Ariana Grande
8. [MUAY THAI 2] I LIKE BASS / TNT & Zatox
9. [CONDITIONING] RATATA / Skrillex, Missy Elliott, Mr Oizo
10. [COOL DOWN] BAD TO THE BONE / 2WEI & Bri Bryant
BONUS. [SUPER BOX] LOVE FROM THE OTHER SIDE / Fall Out Boy
>>コリオ・Official Trailerはこちら
今回のシーズン通したテーマは「絶大な数の打撃数」
特にパンチの数がとてつもなく、
ゆうに2300発は超えています。
(実際に数えてみたら本当にとんでもなかった)
その圧倒的なパンチ数によって
上半身や腕にはものすごい刺激が入ります。
また、その打撃数に
下半身への刺激や複雑な動作による脳の刺激が加わる
全身への複合的な刺激がもたらされます。
1. [WARM-UP] CHOOSE YOUR FIGHTER / Ava Max
パンチの基本を学ぶトラック、WARM-UP。
パンチ数は大体275発
【Round 1】ジャブ → クロス → ジャブ → クロス → 右アッパー → 左アッパー → 右アッパー → 左アッパー
最初は正面へのパンチとアッパーの練習。
Apr24でも書いたけど、
動き出す前にまず気にするのは、
ファイトスタンスの広さ。
大体ステップ台1~1.5台分、
おおよそ肩幅強の幅を取っておく。
ここはレッスン開始から終了まで
ずっと気にするポイント。
ジャブ、クロス共に
上半身を回旋させて遠くにパンチが届くよう意識する。
(ウェア正面にプリントがあればそれが真横を向くくらい)
クロスは体の後ろから手が出るが、
ジャブと同じ到達点になるように出せると効果UP。
アッパーは下半身のダウンアップを強く意識して
脚への刺激を強めに与えつつ、
拳を下からアゴに向けて当てていく。
パンチ動作は共通して、
インパクトの後はしっかりガードに戻す。
拳を引く動きが背中への刺激になる。
【Round 2】右フック → 左フック
フックの練習ラウンド。
8小節とかなり長めに行う。
フックの腕の振りはコンパクト。
振りかぶったり、外側からぶん回したりせず、
ガードの状態から肘を支点に、
腕相撲の要領で地面と平行まで倒しつつ、
あごを横から撃ち抜く。
腕の振りをコンパクトにする分、
上半身の回旋を強めに意識することで
大きな動きになりつつパワーのある打撃になる。
【Round 3】ジャブクロス×2 → アッパー右左×2 → 右フック → 左フック → 右フック → 左フック
Round1と2を繋げて動く。
ジャブとアッパーは練習ラウンドから倍速に。
ジャブはあまり変わらないが、
アッパーは下半身の上下は最小限に、
回旋動作を重視する。
【Round 4】前進 → 後退 → (ボブ → スリップ)×2
【Round 5】前進ジャブ×3 → 後退ジャブ×3 → (ボブ → スリップ)×2
相手の攻撃を避ける
ボブとスリップが入るラウンド。
ボブは相手の攻撃を屈んで避ける。
屈む際は特に上半身は動かさず、
下半身の屈伸のみで避けることで、
後ろ側の脚に大きく刺激が入る。
安全面を考慮し、
後ろ側の脚の踵は真後ろに向けておく。
スリップは相手の攻撃を横に避ける動き。
避ける方向の横腹を縮める動き(側屈)と
回旋によるひねりを組み合わせた、
腹斜筋への3Dなアプローチとなる。
下半身は固定し、上半身のみで3D動作ができると
腹部への刺激を強く感じることができる。
最後のラウンドでは
前進と後退にジャブが加わる。
パンチした後すぐガードに戻し、
腕の振りが小さくならないように気を付ける。
2. [BOX] DJ TURN IT UP / Dimension
パンチのコンビネーションを楽しむBOXトラック。
ただし今回はコンビネーションはなく、
1ラウンドごとに一つの動作をひたすら連続する、
トレーニング要素が高い。
パンチ数は大体228発
【Round 1】ジャブ×24 → パワージャブ×4
最初のラウンドはジャブ。
テンポが速く、パンチ間の間隔も短いため
間に合わせようとして
前傾したり猫背になりがちだが
自然な直立姿勢をキープして
回旋動作を意識する。
(テンポ速いのでガッチガチに意識しなくともOK)
パンチを撃つ側の踵を上げて、
上半身の回旋に合わせて踵を回すヒールリリースも
この曲に限ってはそんなに意識する必要はなし。
通常打撃24発の後、
前に飛び込んでの打撃となるパワージャブを4発。
回旋動作はなるべく少なくし(アンチローテーション)
後ろ側の足で踏み切り、
脚が生み出した力を打撃の力として前に伝える。
これは全てのパンチの種類で共通。
【Round 2】右アッパー×24 → 右パワーアッパー×4
2ラウンド目はジャブを撃っていた手がアッパーに変わる。
ジャブ同様、回旋動作は意識しつつも、
テンポが速いので回旋は最低限に意識する感じで。
余裕があればガッツリ回旋。
【Round 4】クロス×24 → パワークロス×4
後半ラウンドは反対側の手で攻撃。
まずはクロス。
ジャブと同じ到達点にできるように、
ジャブの時より強めの回旋を心掛ける。
後ろ側の脚の踵を常時上げておくと
パンチを撃つときの態勢が安定しやすい。
【Round 5】左アッパー×24 → 左パワーアッパー×4
最後は後ろ側の手でアッパー。
身体を気持ちパンチする側に傾けると、
回旋動作が自然になる。
3. [MUAY THAI 1] FIGHT FOR YOUR RIGHT / Finger & Kadel vs. Big Daddi
膝の打撃がメインとなる、MUAYTHAIトラック。
心拍数の1回目のピーク。
パンチ数は大体356発(エルボー込み)
【Round 1】(ジャブ → リズムパンチ)×2 → 右手スピードバッグ
最初はパンチ種目とトレーニングのラウンド。
リズムパンチは1発ずつ撃ったらガードに戻す。
スピードバッグは片手で8回行う。
スピードバッグで気を付けるのは、
「回す」というよりも「叩く」意識を強めに持つこと。
目線より気持ち上にあるバッグを叩くときに
結果的に回しているだけなので。
【Round 2】スイッチニー×3 → パルス
【Round 3】(ジャブ → リズムパンチ)×2 → スイッチニー×3
スイッチニーを行うラウンド。
後半にRound 1の動きと合わさって完成。
スイッチニーは、
ニーの後に脚を着地させるまえに
もう片方の脚に切り替えてニーを行う。
今回はこれを3回繰り返す。
3回目のところで効果音が大きくなるので、
それに合わせて強いニーを出せるようにできるとよい。
【Round 4】左ディセンディング×2 → 右アッパー×4
エルボーとアッパーのコンビネーション。
ディセンディングは、
相手のこめかみに向けて上から斜め下に肘を打ち下ろす。
手はパーにしておくと、
腕をたたみやすく肘をより鋭角にできる。
手首を手のひら側に曲げる(掌屈)すると
より腕をたたみやすくなる。
打ち降ろす打撃になるが、
下半身の上下や体を丸めたりする必要はなく、
上半身の回旋だけできていればOK。
【Round 5】左パワーディセンディング×2 → フロントニー×2 → ジャンプニー
ディセンディングがパワーディセンディングになり、
そのあとジャンプニーを行うコンビネーション。
パワーディセンディングは
BOXトラックのパワー系動作とポイントは同じ。
ジャンプニーは必ず垂直に飛んで、
着地は膝のクッションを使って優しく行う。
着地時に音が出るような着地をすると、
最悪膝や腰を痛めてその後の動作続行が出来なくなる。
ジャンプが厳しければその場でニーや、
プロパルジョンに変えてもOK。
パンチ×8 → アッパー×8
最後のピークは、
パンチとアッパーをひたすら行う。
同じサイクルを3回行うが、
最初は少し緩めに6割程度の力で
2周目はコアをきっちり締めて回旋強めにして8割
3週目はフルパワー
みたいな感じで、
自分なりにメリハリをつけて行うと
長く感じたりスタミナ切れしたりしなくなる。
ここまで前半の3曲。
3曲でおよそ800発超のパンチを撃っています。
今回はフィニッシュも特徴的で、
1発で終わることがまずなく、複数発撃つものがほとんど。
とにかく打撃の回数を稼いでいるのが分かります。
また、
打撃の多さに隠れていますが、
パワー系の打撃や連続アッパーなどで
下半身を実は結構使っています。
Apr24もかなり運動効果高かったですが、
今回もそれに負けず劣らずの運動効果を得られそうですね。
次は中盤の2曲、MMA1までをまとめます!