おはようございます。
Makotoです。
同じ時間動くなら、
一つ一つの動作を理解した上で少しでも効果的に動き、
変化を少しでも多く体に感じたい!
と思いながら日々動いております。
その中で感じた、
Group fight Jan24 の個人的なポイントを
まとめていきます。
※スタジオレッスンの効果・感じ方は人それぞれ。
一個人の感想として、あくまでも参考程度に・・・
また、後々加筆することもあるかもです。
-- Group fight Jan24 --
TRACKLIST:
1. [WARM-UP] GOTTA KEEP MOVIN / Ricky Cage
2. [BOX] I'M DOING IT / WAR*HALL
3. [MUAY THAI 1] ALL ON ME / Armin van Buuren & Brennan Heart feat. Andreas Moe
4. [KICKS] ESTRELLITA DE MADRUGADA / Cuban Deejays and Omega feat. Daddy Yankee
5. [MIXED MARTIAL ARTS 1] THUNDER AND LIGHTNING / Vo Williams
6. [SUPER BOX] TARANTINO / Steve Aoki & Timmy Trumpet
7. [MIXED MARTIAL ARTS 2] LEGEND IS BORN / Easy McCoy
8. [MUAY THAI 2] BARK AT THE MOON VS. FIRE / Ozzy Osbourne & Scooter
9. [CONDITIONING] DISCO INFERNO VS. DISCO INFERNO / 50 Cent & Syzz & Nora Van Elken
10. [COOL DOWN] KEEP FIGHTING / The Prizefighter feat. Easy Mccoy & Harrison Turner
BONUS1. [WARM-UP] CLAP YOUR HANDS / Oh the Larceny
BONUS2. [CONDITIONING] TUKOH TAKA / Nicki Minaj, Maluma & Myriam Fares
>>コリオ・Official Trailerはこちら
今回は全体的にシンプルな構成。
2つのラウンドで出てきた動きを
後で"コンバイン(合体)" させる流れが
共通になっている模様。
また、リング内・リング外で
トレーニングを行うラウンドを含む曲が多い。
あとは、全体的に手数が多かったり、
前後左右に相手がいる状況をシミュレートしたり
シンプルながらも負荷を上げやすくなっているのも特徴。
1. [WARM-UP] GOTTA KEEP MOVIN / Ricky Cage
パンチの基本を学ぶトラック、WARM-UP。
【Round 1】ツイスト×4 → ジャブ×4
最初は体のツイストとジャブの動作。
ツイストは、ジャブの動作の準備。
拳を出さないだけで動作自体はジャブの動作そのまま。
ジャブを撃つつもりで上体を回旋させつつ、
後ろ足の踵を上げて(ヒールリリース)
ツイスト動作がしやすいようにする。
上体を回旋させるだけではあるが、
顔は正面を向けたままにしておくと
コアにひねりの効果を感じることができる。
コアへの刺激がもっと欲しい場合は
下半身(骨盤周り)を正面に固定させて
上体だけを動かすようにすると効果を大きく感じやすい。
ただしその場合の状態の上体の可動域はすごく狭く、
無理やりひねりを大きくするとケガに繋がるので、
ひねりをサポートするためのヒールリリースは
必ず行うようにしたい。
【Round 2】右アッパー → 左アッパー
【Round 3】右フック → 左フック
アッパーとフックの練習ラウンド。
曲のテンポがそれほど速くない状態で行う。
そのため、
アッパーは下半身を使った上下動作で
拳にパワーを乗せる意識を。
フックは上半身が真横を向く程度に
回旋動作を行う。
サポートするためのヒールリリースを忘れない。
【Round 4】アッパー×4 → 右フック → 左フック → 前進 → 後退
アッパーとフックのコンビネーションに
前後への移動が加わる。
今度はアッパーを先ほどのラウンドの半分の間隔で出すため、
身体の上下動作よりも回旋を重視して
速くスムーズにアッパーを出すことを意識する。
前後の動作は、Fightの用語で言うと
"シャッフルフォワード" "シャッフルバック"。
音楽で言うシャッフルビートの要領で
「タタン、タタン」のリズムで足を動かしながら
前後動作をする。
スタンスの広さをキープしたまま、
身体はあまり上下させず、
すり足のような感じで移動できるとGOOD。
【Round 5】クロス×4 → クロスジャック×4
クロスの練習ラウンド。
クロスを4発撃った後、
足を交差させながらジャックするクロスジャックを4回行う。
クロスはファイトスタンスの場合
ジャブよりも後ろの位置から拳がスタートするが
ジャブよりも遠くに拳を届かせることを意識する。
そのためには、身体を前に出すのではなく、
フックと同じ要領で、
上体の向きが真横を向くくらいに回旋を行うのが必要。
クロスを出す際に、
ガードしている方の肩を真後ろまで思い切って引くと
自然と上体が回る感覚がつかめるかも。
2. [BOX] I'M DOING IT / WAR*HALL
パンチのコンビネーションを楽しむBOXトラック。
【Round 1】ジャブクロス×2 → アッパー×4
最初はジャブとアッパーのコンビネーション。
ひたすら同じ動作を繰り返す
トレーニングラウンド的な役割。
曲のテンポはWARM-UPと比べて上がっているので、
パンチもアッパーも回旋動作重視。
速いテンポの中で回旋動作をしやすくするポイントは
後ろ足の構え方。
つま先を前に向けて、かかとを常に浮かせて固定する。
頭も正面を向けて固定。
この状態でパンチやアッパーを行うと、
下半身の土台がガッシリし、
かつ回旋させてい部分だけを可動域として
意識することが出来る。
【Round 2】(ゆっくり)左向きファイトスタンス → クロス → 戻りながらパルス
今回初出のちょっと変わった動き。
正面向いた状態から横にスタンスを変化させて
クロスを行う。ピボットクロスと名付けているIRさんも。
クロスの動作自体のポイントはWARM-UPと同様。
ここで意識するのはスタンスの広さ。
横を向いたときスタンスが狭くなりがちで
そうなるとクロスにパワーが乗せづらくなるため、横を向き切ったときに、正面の時と同じ広さで
ファイトスタンスが取れるようにする。
【Round 5】ジャンピングジャック(早く2回 → ゆっくり1回)
脚の開閉と両手でのクラップ動作を同時に行う
ジャンピングジャック。
両手はオマケ程度で、注意するのは脚の開閉について。
脚の開閉は間隔が大きいほど負荷がアップする。
3回目はスクワット気味に深くするが、
その際つま先の向きが膝の向きと同じになっていることが重要。
つま先が内向き過ぎるとケガにつながりやすいため。
また、
スクワット動作については通常のスクワットと同様に、
上体は猫背にせず自然な垂直を保ったまま、
お尻を落とすように身体を下げるようにする。
ただし脚への負荷より、
後続のトラックのための
股関節の可動域を高めることが目的になるので
深く沈みこませすぎる必要はない。
【Round 6】パンチ右右左左
ニュートラルスタンスの上体で
パンチを左右2発ずつ撃ち続ける。
ラウンドが進むにつれて曲のテンポが速くなるので
動作の大きさをなるべく保ったまま
ひたすら追込んでいく。
テンポが速くなってきたら
パンチを出すことよりも
ガード位置までしっかり引き切ることを強く意識すると、
動作の大きさを保ちやすい。
3. [MUAY THAI 1] ALL ON ME / Armin van Buuren & Brennan Heart feat. Andreas Moe
膝の打撃がメインとなる、MUAYTHAIトラック。
心拍数の1回目のピーク。
【Round 1】フロントニー×4 → パルス
フロント二ーの練習ラウンド。
二ーは相手の首を両手でクリンチした状態から
その首を自分の腰元まで持っていき
膝を相手の鳩尾に叩き込む。
片方の手を正面に出し、
そこにもう片方の手をかぶせるように添えると
クリンチの完成。
両手は指を絡ませて組んだりせず、そのまま添えるだけ。
ニーを撃つ際は、
膝を出している方の肩が少し下がっていると
クリンチしている両手と膝の動きに合わせて
コアへの刺激を感じやすくなる。
【Round 2】(ゆっくり)バックエルボー → サイドエルボー → アセンディング → 戻る
【Round 3】バックエルボー → サイドエルボー → アセンディング → 戻る → パルス
【Round 4】バックエルボー → サイドエルボー → アセンディング → 戻る → フロントニー×4
エルボー3種類とフロントニーのコンビネーション。
最初はエルボーの練習ラウンドで、
後半にラウンド1で行ったフロントニーをつなげて
コンボの完成。
エルボー3種類については
もう片方の手の位置がポイント。
バックエルボーでは
エルボーを撃つ方の拳にもう片方の手を添えて
後ろへの勢いをサポート。
もちろん攻撃する後ろを見ながら。
サイドエルボー・アセンディングでは、
もう片方の腕の方は肘を強めの鋭角に曲げ
後ろに引く。
引いたときの拳の位置は高い方が
引き手の引きが強くなり、
肩から背中への運動効果がアップすると同時に
エルボーの勢いをサポートしてくれる。
【Round 5】スクワット×4 → 右ニーしてキープ
【Round 6】スクワット×4 → 右ニー×4
スクワットとニーのコンビネーション。
最初は練習ラウンドとして、
スクワット4回のあとニーの態勢を作ってキープし、
バランス感覚を養う。
ニーの状態でキープする際にバランスが崩れやすい。
スクワットとニーではスタンスの広さが変わり、
重心の位置が変わる。
基本的には重心の位置に頭があると
バランスがとりやすくなるので
2つの動作で生じる重心の変化を意識し、
頭の位置をそこに合わせることと
バランスを取りやすくするためにコアをしっかり締めること
この2点が重要となる。
パンチ×8 → ジョグ
パンチ×8 → 前進 → パンチ×8 → 後退
パンチ連打
トラックのラストのピークラウンド。
とにかくパンチの連打で心拍数を一気に上げる。
最初はパンチとジョグの繰り返し。
ジョグは余裕があればハイニーランに変えて負荷UP。
途中からジョグ部分が前後の移動に。
ラストはひたすらパンチ連打。
BOXトラックの最後のラウンドと同様、
1発1発、引き手をしっかりガードに戻す意識を持つ。
ここまで前半の3曲。
新しい動作が出て来たりしましたが、
基本的にシンプルかつ高回数で
段階的に心拍数が上がっていくのを感じることが出来る
構成となっています。
全体的に共通しているのは
スタンスはなるべく広めに構えておくこと。
スタンスが広ければ広いほど、
パンチの際の土台が強く作れて、
上半身の動作を力強く行うことができるかと。
次は中盤の2曲、MMA1までをまとめます!