こちらの白川さんのブログを読んで
 

 

 

 
明治神宮内にある清正井で
願いが叶った思い出がある場所なので記すことに。
 
2017年9月下旬。
 
当時は岡山に在住。
 
東京ビックサイトで開催される
EXPOの手伝いのため
東京出張で上京していた。
 
 
その手伝い初日の休憩中に
名刺入れを落としてしまう。
 
心当たりの場所を手当たり次第探したものの
見つからず上司にその旨を話す。
 
その後少し経って岡山本社から
品川警察署より私宛に電話があったお知らせが。
 
それを聞いたあと品川警察署に連絡すると
名刺入れの落とし物を預かっているとのこと。
 
本人が取りに来てほしいとのことを伝えられる。
 
時間的に本日は難しいので翌日
取りに行くと返事をする。
 
 
この時
心優しい方が落とし物を見つけて拾い
最寄りの交番に届けてくれたんだと。
 
そう思うと感謝の念が心の奥から込み上がってくる。
 
そして自分も
落とし物を見つけて拾ったら
然るべき対応をしよう。
 
そう心中で悟るように決意した。
 
 
翌日
品川警察署に向かう途中に明治神宮が。
 
折角だから今回の件のお礼も兼ねて初参拝。
 
 
 
 
鳥居をくぐり長い参道を歩いている途中
 
 
清正井の看板を見てその存在を知る。
 
 
 
拝殿で挨拶の後
境内を一廻りしその帰り道。
 
清正井の入口前を通る時
 
 
行ってみるか。
 
 
そう思い入場料を払い中へ。
 
 
 
参道とは雰囲気が少しかわり
庭園に居るかのような感覚。
 
井戸までの道も長く
広いこともあり思いの外歩くことに。
 
 
途中の東屋で休憩。
 
 
ここから歩いてきた道の方を見ると
なかなか絵にある景色が。
 
 
ただ先に座っている方の場所からなら
もっと良い眺めだと思い
少し待つことに。
 
 
数分後その方が立ち上がり
井戸へ向かい歩き始める。
 
休んでいる私の前を通る時に少し会釈を。
 
私も応えるように軽く会釈。
そしてその方が座っていた椅子に行くと…。
 
 
 
 
名刺の落とし物が!
 
 
はっ!
 
直ぐさま名刺を拾い
猛ダッシュで先程の方に届けに行く。
 
「すいません!名刺落としてましたよ!」
 
「おっ、おう。」
 
あまりの突然の声がけと私の慌てように
戸惑われていたように感じた。
 
手渡した後は再び東屋に戻り
景色を眺め休憩しつつ
先程の行動を振り返る。
 
 
まさかこんな形で願いが叶うとは。
昨日の今日。
24時間も経っていない。
はやい。
 
突然訪れたチャンス。
とっさに対応できた私。
 
それでも頭がパニック状態。
いつもの通常通りになかなか戻らない。
 
とはいうものの時間とともに
呼吸も整ってきた。
 
満足したので井戸に向かう。
 
 
 
帰り道は東屋の反対側から。
 
 
 
そして明治神宮を後に。
 
 
その後
品川警察署にて
落とし物の名刺入れを受け取り
岡山へ帰還。
 
今となっては良き思い出。
 
 
落とし物。
財布や鍵、スマートフォンなどの貴重品。
無くしたら困るものほど絶望しますね。
 
書いてる時に財布を落とした記憶が戻ってきました。
あれは小学6年生の時でした。
 
その時も同じように心優しい人が
見つけて拾って交番へ届けてくれてました。
 
交番に行くと届いてたので
その日のうちに手元に戻ってきました。
 
 
失った時の自身の不甲斐なさ。
手元に戻ってきた時の有り難さ。
 
何より見つけてくれた方の心の優しさ。
 
滅多に味わえれない体験ができたこと。
魂の修行は続きます。