昨日5月2日、『ヘンリー四世』さいたま千秋楽を観劇してきました![]()
何回か通っただけに、なんだか出かける前からとても淋しい気持ちに
それだけ、私の中でハル王子という存在がとても大きくなっていました。
席は前方上手の通路側。千秋楽を見届けるのにはこの上ない席で、感謝!!
お気に入りのシーンを全て記憶に焼きつけようと、すごく集中して観ました。
数え上げればきりがない名場面たち。ハルとフォルスタッフのじゃれ合い、フォルスタッフをからかい楽しむやんちゃなハル、王の後継ぎとして目覚めていくハルの凛々しさ、そして威風堂々のヘンリー5世。
余韻に浸っていたところ、折しもちょうどツイ友さんが九州限定放送のヘンリー四世Specialを送ってくれました
見てみると、初日の映像が使われてて感激!!ツイ友さんにめちゃくちゃ感謝です![]()
王が亡くなったと思い込み、王冠を載せるシーン。
私はこの場面と、勘違いとわかって王に申し開きをする場面が大好き。放蕩息子であったことがどれだけ親を苦しめてきたか、そして王冠に込められた重責を背負う決意。そしてヘンリー四世は最後のアドバイスをする。親子の情愛が毎回流すハルの涙ですごく伝わってくるんですよね![]()
そしてカーテンコールの映像も。この二人のアイコンタクトがいつもいいんだよね。
千秋楽では、2回目のカーテンコールでスタンディングオベーション。拍手もいつもより大きく、客席を見るキャストの表情も満足げで。そして3回目のスタオベでは、舞台裾に桃李くんが走って行き、蜷川さんの手をひいて現れ、蜷川さんを中央に挨拶。その後も拍手が鳴りやまず、あと2回くらい挨拶。吉田さんが手を振りますが、桃李くんはやっと促されてぎこちなく両手を上げて少しお手振り。すぐにその手を胸の前で拝むように合わせ、客席に何度も深々とお辞儀していました。
まだハル王子仕様に髪型を変える前。こうやって見るとやはり茶髪の方がハルにぴったりですよね。
これは王へこれからは王子らしくすると宣言するシーン。本番でしおらしく登場して燭台に寄り添うハルの佇まいがすごく雰囲気良くて、大好きなシーンのひとつです。
千秋楽はやはり会場の雰囲気が違うし、キャストの方も重要なセリフに込める力が強くて、色々な相乗効果でとても良かったです。
そんな千秋楽のあとに、桃李くんは日本映画批評家大賞の授賞式に出席!!
初めての“主演男優賞”での受賞です
ツナグでの栄冠、ほんとにほんとに嬉しいっ![]()
http://www.youtube.com/watch?v=gTs8V2jcZDM&feature=youtu.be
選評によると、ツナグのファンタジーの非現実さを消す一役を担ったフレッシュな演技を評価されたそう。まさにそういうことが大事と語っていた桃李くんの演技に対するスタンスが認められたと思うと嬉しいですね^^




