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今日は昨日の続きなので、先に☆第二のお父さんとお母さん☆
を読んで下さいネ
新しくお店をオープンして、3年が過ぎた頃です
私も働きだし、数カ月に1度顔を出す程度でしか、お店に行けなくなっていました
ある12月の朝、Kちゃんから電話が
「おはよう。どないしたん?」
「マスターが昨日亡くなったらしい・・・」
癌でした
まだマスターは45歳くらいの若さでした
毎日お酒も美味しく飲めるし、いたって健康だったので、普段病院に行くことなど無かったマスターは、癌の発見が遅れてしまい、手術も出来ないような状況だったみたいです
大きくなってから、近しい人の死に初めて直面した私は、その死をなかなか受け入れられませんでした
その晩Kちゃんとお通夜に行きましたが、でもまだ信じたくない気持ちがいっぱいで、お焼香をしてすぐ帰ろうとした私にママが「ちゃんと顔見てあげて、来てくれて喜んでるから」と言って、顔を見せてくれました
私が大好きだったマスターは、お父さんは、本当に死んじゃったんだと涙が止まりませんでした
それからしばらくして、ママはお店をたたみました
私も日常の生活に戻り、ママには会うことなく時間が過ぎていきました
そしてある時Kちゃんと「そろそろマスターの3回忌やなぁ。ママ元気かなぁ?」という話になり、久しぶりにママに電話をすることに
私たちはママの家の電話番号しか知らなかったので、家の電話にかけるとママが出ました
マスターが亡くなってからいろいろ揉めて、籍を抜いたこと、今はお昼にパートをしていること、そして新しい彼氏が出来たことなど、とにかくママが元気で嬉しかったです
そしてその新しい彼氏と、近々再婚しようと考えていると言っていました
マコにもその人に会って欲しいと・・・
でも結局それから1度も連絡を取ることもなく、もうかなり長い時間が過ぎました
私の携帯電話にも、いつの間にかママの電話番号はありません
きっとあったとしても、もう繋がらないでしょう
どこかで、幸せに暮らしていて欲しいと、心から思います
もういちど会いたい人・・・・
大好きな お父ちゃんとお母ちゃん
昨日の夜、このKちゃんがたまたま私の家に遊びに来ていました
Kちゃんもこのブログを読んで、懐かしいなぁと言っていました
Kちゃんの携帯にも、このママの今は使われていない固定電話の連絡先しかなく
私たちはもうママに会える術もなく、ただただママの幸せを願うばかりです