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今日はまだ恋愛のいろはも知らない頃の、私の恋話です
このお話は高校1年生の春・・・
この頃はまだ、携帯どころか、ポケベルを持っている子も少ない時代です
私は公立の共学の高校に進学しました
1年生は、40人学級が10クラスという、まぁまぁ大きい高校です
入学式も終わり、落ちついてきた頃、クラスにすぐ友達がたくさんできました
そして私や友達がとった行動は
10クラス全部めぐり、好みのイケメンを探すツアー
そして、好みのイケメン発見
私は・・・恋に落ちました
今考えると、好きでもなんでもないんですけど、当時はなにせ若い
恋愛とオシャレのことしか考えていない高校生でした
彼M君は、サッカー部に入部
さっそく私はクラスメートのサッカー部の男の子と仲良くなり
「私M君のこと好きやねん!! 情報教えて」
とM君の中学校や住んでる場所を聞き出すものの
有益な情報は得られず・・・
というか、何が有益な情報かすらわかっていなかったと思います
M君とはクラスが違うので、なかなか話す機会なんてありません
でも、クラスメートの協力もあり、ちょっとだけグループで話したり
放課後に遊んだり、私の顔や名前くらいは知ってもらう事に成功
そんな時も私は空気を読まず、「好き好きアピール」していました
5月になり、私の高校は6月に大規模な体育祭があるため
その準備に取り掛かることになりました
クラス毎にオリジナルのユニフォームを縫うんですけど
ユニフォームの生地が配られたホームルームの後
私は1人M君のクラスに突入
M君のユニフォームの生地を奪い取り
「私が縫ってあげるから」
今思っても恥ずかしい・・・まさに親切の押し売りですね・・・
しかも当時の私は、いわゆる「家庭科」が苦手でした
もちろんユニフォームなんて縫えるわけがない
ということで、地元の親友、裁縫やお料理が得意なEちゃんに
せっせと作ってもらったのでした
持つべきものは友ですネ
もちろん無事完成
M君には我が物顔で渡しましたよ
「私が作ったの」って・・・
M君「ありがとう」
そりゃありがとうしか言えないですよネ
迷惑だなんて言えない
今ならわかりますよ
でも、当時の私は、恋に恋する乙女ちゃん
相手に対する思いやりなんて言葉は、まだ知りませんでした
無事、体育祭も終わりましたが
彼との仲はさほど進展しません
でも好きな気持ちは大きくなるばかり
これは告白せねばー
ということで、勢いだけがとりえの当時の私は、愛の告白を決意するのでした