3Dプリンタで作ったラジコンパーツ | まこさんのRC

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3Dプリンターで作ったF1ラジコン用のパーツを紹介します。

 

  全体像

自分で言うのもなんですが、これだけでワクワク感が止まらないです。

 

 

  フロントウィング

 

クラッシュにより破損しやすいのですが、壊れ方を見て肉盛りして補強したり、軽量化のために肉抜きしたりしました。だいぶ試行錯誤しましたがその分見た目も操作性もお気に入り度No.1です。

この補強や肉抜きをするにあたってタミヤのウィングをまじまじと観察したのですが、すごくよく考えられてできているんだなぁと思いました。とても勉強になりました。やはり世界のタミヤです!

 

 

  タイヤフィン

転倒時に路面とタイヤに挟まれて接触することで破損しやすいためドレスアップ的なパーツとなりますが、クラッシュしなければ問題ないです。キングピンを通してアップライトにネジで固定します。ポリカ板などで成型できると良さそうなパーツですね。F104のアップライト、サスアーム、RIDEのVRタイヤ用にデザインしてあります。タイヤによっては隙間に違和感があるかもしれません。

 

 

  ヘイロー

タミヤのTC-01ボディ用ヘイローも市販はされていますが、やや嵩高のため自作しました。当初は采のボディで使うように設計していましたが、最近入手したモンテックのボディのコックピットは非常に狭いため、あらためて設計しました。モンテック用は以前依頼されて作ったのですが、当時当該ボディが手元になく、今思うと全然サイズが合ってませんで申し訳なく思います。

 

 

  ミラー

光造形ならではの一体成形で、ミラー本体はフレームへ支柱で固定されています。

 

  リアウィング

最初に手掛けたもので、どうやって曲面を作ればいいのか試行錯誤してたのですが、この記事がヒントになって一気にデザインが進みました。FreeCADの使い方を一番学べたパーツです。まだまだデザイン上で改良したいところがあるのですが、自分にはここが限界。角ばっているところは造形後にやすり掛けして成形します。

 

実際に効果があるかどうかはわかりませんが、フラップに厚みをつけて翼っぽくしたり、スリットやガー二ーフラップをつけてダウンフォース増加を狙っています。

 

造形はFDMで内部を空洞(グリッド10%)にして軽量化。見た目はごついですがとても軽いです。自分的には操作性もよく、フロントウィングと合わせてお気に入りのウィングです。マウントに点滅LEDを差し込めばテール部分に3列x5行の穴が開いているのできれいに光ります。

 

  ディフューザー

リアウィングと共締めです。できればポリカ板などで真空成型したいところですね。海外の方からディフューザーは無いのか?とメッセージをいただきデザインしました。

 

 

  まとめ

いかがでしたでしょうか。

市販されていないパーツを作れる3Dプリンターってものすごいものが登場しましたよね。まだまだ耐久性は射出成型品に比べて劣りますが、今後良い材料が出てくればより活用範囲が広がりますね。

 

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