さて本日は、午前中にフクギ並木を散策してから美ら海水族館を見学。

そして午後は、とある場所を目指してドライブに繰り出すというスケジュールです。

 

 

優雅な朝食をいただいた後はいったんお部屋に戻り、飽きもせずにベランダからの景色を堪能します。

 

ほえ~。

マジで日本とは思えん、えげつないほどのリゾート感。。。

しかもこの晴天、今日は絶好の観光日和じゃないっすか。

 

ということで、さっそくホテルを出発して向かったのがこちら。

 

 

モトブといえばここ!

かの有名な「備瀬のフクギ並木」でございます!

 

実はそんなに期待してなかったんよ。

でも、せっかくホテルから徒歩圏内にあるんだから見ておくか。

…くらいのノリだったんですけど。

 

めっちゃ映えるーーー!

てゆうか、映えるも何も、この写真のまんまでしたよ。

もちろん無加工です。

 

踏み固められた狭い路面の両側に並ぶ福木(フクギ)たちが、強い日差しや風を遮ってくれてます。

爽やかな木漏れ日の中を気持ちよくお散歩できるというこのロケーション。

ホテルから徒歩5分くらいで、このプライスレスな風景が見れたのは、なんかお得な気分ですね。

 

 

しばらくすると、「夫婦福木」なる2本の巨木が登場。

 

でか!

てゆうか、なんか宿っとる!

と、両手を広げて幹に張り付いて、夫婦福木のエネルギーを吸い取っていたJさん。

もちろん撮影しましたが、なかなかの変態写真だったのでブログアップは自主規制しました。

 

そんな夫婦福木からすぐのところにあったのがこちら。

 

 

道端に並べられていたシーサーたち。

どうやらここでシーサーを露店販売しているようです。

 

 

とはいえ、勝手に店開きしているわけではなく、どうやらご自宅の玄関先という立地になっているらしい。

 

門扉を入ると芝生のお庭になっておりまして。

入口にもシーサーが鎮座してるけど、庭の奥にもなんか並んでるっぽい。

お! よく見ると住人らしき人影が!

 

 

ご主人に「見せてくださいーい」とお声がけして、庭に侵入しちゃった図太い中年姉妹。

庭の奥に並んでいたのは、天日干し中のシーサーくんたちでした。

大きいのや小さいの、土の色もいろいろで、なかなかのバリエーションです。

 

これに釉薬縫って焼き上げて商品にしてるんかー。

間違いなくシーサーやけど、ちょっと現代風にアレンジされてるんやねー。

てゆうかこれって、100%ハンドメイドってことか!?

 

てなワケで、こんなの見てしまったらもう買わずにいられない。

 

 

シーサーは全く買うつもりなかったのに、勢いで買っちゃいましたー。

呼び鈴を押すと、先ほど声をかけたご主人が出てきて、丁寧に梱包してくれます。

 

 

こんな感じの店舗なのです。

完全に露天商。

しかも店番おらず。

いつでも誰でもその気になれば簡単にかっぱらえます。

 

ま、バチ当たりそうやから盗らないけどね。

 

 

こちらがまこさんお買い上げのシーサーくん。

お値段は2個セットで3000円なり。

このサイズでこのお値段であれば、街の土産物屋さんよりもお買い得だと思う。

 

高さ10cmくらいの純白シーサーくんたちは、けっこう重量感があって、ちょっとおちゃめにデフォルメされておりました。

「舌出してるほうが右な。」とおっちゃんが言ってたので、指示通りにディスプレイ。

 

もちろんJさんもお買い上げしてましたよ。

シーサー大好きJさん、すでに過去にも数セット購入済みなのに、さらに追加仕入れ。

どんだけ好きなんや?

 

なんか予定外の買い物してしもたー。

なんて言いながら、さらにフクギ並木をぶらぶら歩いていくと。

並木が途切れて視界が開けてまいりました。

 

そして、その視線の先に現れたのは!

 

 

 

ざわわ~ ざわわ~ ざわわ~~♪

発見した瞬間、マジで歌ってました、わたし。

 

サトウキビ畑あるー!!

と大喜びしたのは、わたしじゃなくてJさん。

 

どうやらJさん、沖縄経験者なのにサトウキビ畑を見たことなかったらしい。

そして、とっても見たかったらしい。

 

この畑では、ごく一部だけサトウキビを栽培していて、「サトウキビ畑」という規模じゃなかったけど。

それでも満足!

ということで、「ざわわで記念撮影」しました。

 

サトウキビ畑の唄、穏やかで優しくて、そしてとても哀しい楽曲です。

一見平和に見える今の沖縄、いつになったら本当の平穏が来るんだろう…と考えさせられる。

 

 

サトウキビ畑の周辺にはいろんな作物が植えられておりました。

で、「これなに??」と撮影したのがこの植物。

付近で作業していたおばちゃんに聞いたら、これは肥料になる草だということでした。

「緑肥」ってやつらしい。

植物の名前は知らんけど。

おばちゃん、作業の手を止めさせていろいろ説明してくれてありがとー。

 

さらに、あてどなくお散歩を続けます。

 

地図なく適当に歩いているので、すでに方向を見失っているJさん。

いや、来た方角がわかってるから、寄り道しながら戻っていけばええだけやん?

って思うけど…

「方向オンチは、自分の場所を上から俯瞰することができんのや!」ということらしいです。

不憫ですね…。

 

 

この並木道をお散歩して強く感じたのは、「植生が本州と別世界」ってことでした。

これ、どー見ても東南アジアのジャングルっしょ?

 

 

この植物たちもキレイでしたー。

 

正面には黄色のまだら模様が入ったグリーン。

下に生えてるのは、バイオレット&グリーンというアンビリーバボーな植物ですよ。

どいつもこつも葉っぱの色が鮮やかでピカピカ光ってて、めっちゃエネルギッシュ。

 

こんなん、鉢に入れて観葉植物にしたらけっこう高額で売れるんじゃね?

てか、部屋に欲しいわ!

ってマジで思いました。

 

 

フクギ並木には、オサレなカフェなどが点在しています。

ここもそのうちの1件で、そのお庭になにやら石造りの設備がありました。

 

説明パネルがあったので見てみたところ。

どうやらこれは「フール」というもので、この中に豚を飼って、人間の排泄物を餌としていたらしいです。

 

えーと、つまり肥溜め的な??

てか、今もてはやされているSDGs的な??

 

と、ちょっと衝撃を受けながらのお散歩。

いろんな発見があって楽しい♪

 

 

見上げるとフクギたち。

まあるい葉っぱをしていて、かわいらしいんですよ。

 

ここで「福木ってこんな樹」ということを学んだわれわれ。

午後のドライブでも、街路樹としていたることろでフクギを発見することになるのでした。

 

続く。