7899mという世界最長ケーブルカーの終点にあるのは、ホントム島にあるレジャーランド。
ケーブルカーを降りたところはこんな感じになってました。
木材をふんだんに使った大屋根と竹細工とおぼしきランプシェードが、アジアンチックです。
しかしフーコック側の乗り場はローマ遺跡風のデザインだったのに、こっちは全く雰囲気が違う~。
この一貫性のなさはなに? (^^;)
降りたところに、このような案内マップがありました。
この地図、どうやら南北が逆転しているようで、画面の下側がフーコック島、上側が今われわれのいるホントム島になってます。
しかも途中の小島は全て省略されてて、サイズ感や距離感などもかなり大雑把。
かえって混乱を招きそうな、よくわからない案内図です。。。
このホントム島はレジャー施設を完備したテーマパークになっているようです。
ケーブルカー乗り場の前には公園が整備されてて、周囲にカフェや売店などがありました。
別の一角にはウォーターパークがあり、少し離れた場所には自由に泳げるビーチもあるらしい。
この公園の中央には小さな広場があって、決まった時間にパフォーマンスが披露されるようです。
ちょうど何かのアトラクションが始まったようなので、さっそく見学にGO!
ご披露されていたのは、、、
なにこれ?
タヒチアン・ダンス??
力強くて軽快なリズムの民族音楽。
腰ミノ&ヤシの実ブラという、超ベタないでたちで踊り狂うダンサーたち。
ポリネシア感がほとばしる太鼓の音が鳴り響いて、南国風味は満載なのですが。
…なんでここでタヒチアン??
という違和感ばかりが気になった、謎のパフォーマンス。
炎天下の中、弾ける笑顔で踊ってくれたダンサーたち。
…で、キミたちはどこから来て、何故にタヒチアンを踊っているの??
という素朴な疑問しか生まれなかった、謎のパフォーマンス。
いや、踊りそのものはけっこう本格的で見応えもあって良かったんよ。
でもここはベトナムなのに、なぜタヒチアン??
という唯一にして最大の疑問だけが残ったという、違和感1000%の異色な出し物。
記憶に留めることが狙いだとしたら、これは大成功の戦術ですね。
パフォーマンスを見学した後は、とりあえずパーク内の様子を見学しましょうと、周囲をお散歩。
あちらこちらにナゾのオブジェがあったので、せっかくだからと記録しておきました。
これもやっぱり、ポリネシアンなイメージでデザインされてるんかなー?
てもじっくり見ると、なんだかよくわからない怪しげなキャラクター、、、。 (^^;)
さらにウケたのがこれ。
ノンラーかぶったミニオンズか!?
と色めき立ったわれわれですが、よーく見るとちょっと違うんだよなー。
いやもしかしたら、著作権問題に抵触しないように、あえて少しハズしているのかも?
で、このインチキ・ミニオンズのすぐそばにあったのが、こちら。
マンタの噴水の向こうに見えているのが、アクアトピアというウォーターパークです。
これがアクアトピアの園内マップ。
入場するにはチケットを購入しないといけないので、われわれは入り口の見学で終了。
チケット料金の具体的な金額は忘れたけど、けっこうビビるくらいの高額でしたよ。
プールやスライダーなどのアクティビティがあり、カフェやレストランも入っているので、1日遊んで過ごせそう。
ファミリーたちには人気なのかもしれません。
手前に見えている建物は、アクアトピアのシャワー、ロッカー、トイレなどが入っている施設のようです。
その奥にウォータースライダーが見えてますが、この時点で全て開業しているのかは不明。
工事中みたいな箇所もチラ見えしてたので、まだ「ソフトオープン」の状態なのかもしれません。
海外のホテルやテーマパークって未完成なのにオープンしちゃうパターン、普通にアリですからねー。
プレオープンとかソフトオープンとかって言い訳するけど、それって単なるフライングだと思います。
園内を一回りしたら、暑さと乾きでちょっとヘトヘトに。
コーヒーブレイクしよう~と入ったのが、この写真にあるANBA COFFEEというカフェです。
ここでアイスのベトナムコーヒーをいただきました。
クラッシュアイスをぶち込んだベトナムコーヒーは、濃厚なコーヒーの風味とコンデンスミルクの甘さとのコラボレーションが絶妙でうまい!
お値段はVND35000≒¥170でした。
そんなこんなで、ホントム島での滞在時間は1時間弱で終了~。
そもそもケーブルカーに乗るのが目的だったので、すでに目標達成してるしね。
と、往復チケットを握りしめて、帰りのケーブルカー乗り場に向かいます。
乗り場までの通路はお土産ショップになっていて、つまらない品揃えのお土産コーナーを強制的に歩かされるというのも、東南アジアあるあるでした。
ケーブルカーは乗る価値ありまくりだけど、このホントム島のテーマパークはちと残念な仕上がり。
てゆうか、なんでタヒチアン?
なんでベトナムなのにポリネシア?
という最初にして最大の謎だけが残されたまま、ホントム島とお別れです。