プールから上がってお部屋に戻り、シャワーを浴びて身支度を整えたら、すでに時間は13時過ぎ。

いや~、朝っぱらから予定外に盛り上がっちゃったねえ~。

 

なんて言いながらフロントに向かい、タクシーを呼んでもらいました。

 

 

 

今からわれわれが目指すのは、島の南端にあるケーブルカー。

 

なんとこれ、全長7899.9mという世界一長いケーブルカーなのだ!

てゆうか、なぜフーコックに世界一長いケーブルカー??

 

という素朴な疑問はおいといて。

そーゆうことなら、行っとかねばなるまい。

と、出発前から行く気マンマンだったわれわれは、さっそく突撃することにしたのです。

 

フロントで確認したら、ホテルからタクシーで20分くらい、片道VND300000≒¥1500ほどらしい。

それ以外の交通手段はレンタルバイクくらいしかないので、ここはもちろんタクシー利用です。

 

で、このタクシーがけっこうネタ話しの宝庫だったんよ。

まず、ドライバーのおにいさん、英語はサッパリ話せないらしいのですが。

最先端技術を駆使して、簡単にわれわれと意思疎通できちゃいました。

 

使ったのはスマホ。

翻訳アプリの音声や画面で、会話を楽しむという方法なのだ。

運転しながらスマホをいじり、翻訳された日本語の音声をわれわれに聞かせるというデジタル会話。

妙な日本語に翻訳されて「??」な場合は、英文翻訳の画面を見せてもらえば、なんとなくわかります。

スマホの機能もスゴイけど、当たり前のように「道具」として使いこなすおにいさんもスゴい。

 

この車内スマホ会話、日本でやったら完全に道路交通法違反やけどねー。

でもここはベトナム。

なんでもアリです。

 

そしておにいさんの営業トークに乗っかって、帰りもホテルに送ってもらうことになったのですが。

でも何時に戻って来れるのか見当もつかへんし、どうしよー、、、と思ってたら。

「連絡取れるのはどれ?」と見せられたスマホ画面。

そこには、世界の人たちが使っている通信アプリがずらーーーっと並んでて壮観!

 

とりあえずLINEを指定して、さっそく友達登録を実施。

思いがけず、ベトナム人のLINE友達ができちゃいました。 (^^;)

「じゃあ、帰りのケーブルカーに乗る前にLINEしてね~」という翻訳画面を見せられて、「OK~」とノリノリで返答するわたし。

いやー、すごい時代になったもんです。

これ、全て運転中の出来事なので、日本だったら完全にスマホ運転の罰則規定に該当します。

さすがに「おい、運転大丈夫か?」って思った。。。 (^^;)

 

それにしても、このドライバーさんをはじめ、東南アジアの観光業・接客業の人たちスゴイっすよ。

全てがこんな具合で、自分に足りないところはスマホを駆使してグイグイやってきます。

この貪欲なまでのコミュニケーション戦術、見習わんといかんよ、日本人も。

外国人へのおもてなしと銘打って、できもしない英会話を教えるよりも、使えるアプリを紹介して実践していく方が絶対役立つと思うなー。

 

 

なんて感心しているうちにサクっと到着。

 

ケーブルカー乗り場の周辺はまだまだ開発真っ最中で、巨大クレーンが立ち並ぶ工事現場でした。

なんとなく、南欧風のリゾート施設を造ってるのかなー?

スペイン風というか南フランス風というかローマ風というか、、、そんな感じですかね。

 

 

乗せてきてもらったタクシーとはここでいったんお別れ。

お迎えにきてもらうとき間違えないようにと、車体の写真を撮っておきました。

 

 

Fちゃんは、フロントガラスに貼ってあるタクシーNoのステッカーを撮影。

ついでに、満面の笑顔のおにいさんもバッチリ写ってます。

 

 

それでは早速ケーブルカー乗り場へGO

と向かったのは、このような建物。

どうやらこの建物内に、ケーブルカーの発着場があるようです。

 

 

ローマの遺跡をイメージしてるようだけど、ハリボテ感が満載。

いったい何を目指してるんだ?

 

 

 

中に入るとこのようなスペースになっていて、チケットの売り場がありました。

お値段は、往復で1VND150000≒¥750です。

世界一と宣伝している割には、けっこうお値打ち価格ですよ。

 

 

チケットを購入したら、さっそく乗り場に向かいます。

午前中の利用客が多いようで、この時間帯はガラガラ。

クチコミではけっこう待ち時間が長かったという評価もあるから、午後からが狙い目なのかも。

 

 

こちらがケーブルカー乗り場です。

1台20人くらい乗れそうな大きなケーブルカーが次々とやって来るので、輸送力は高いですね。

 

ケーブルカーはここでUターンしながらスピードを落とすので、タイミングを見ながら乗降するという流れ。

スタッフさんが誘導してくれるので、危険なニオイはしませんでした。

 

さあ、いよいよ世界一長いケーブルカーの旅がスタート!!

その様子は次回の更新で。

 

 

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