「背が伸びる」
「カルシウムを摂ろう」
と私達の生活に組み込まれている牛乳ですが、
牛乳がもたらす健康被害も多く報告されています。
これは、最近に分かったことではなくもう何十年も前から
言われ続けていることです
「牛乳は子牛の為のモノであって人間の為のモノではない」
という言葉を始め、
日本人の多くは牛乳を分解する酵素(ラクターゼ)を持っていないので
下痢などの原因になる・・というのは、よく聞く話。
しかし、それだけではない
・ぜん息
・アレルギー性皮膚炎
・花粉症
・アレルギー性鼻炎
・糖尿病
・癌
などなど、様々な弊害をもたらすと言われ続けています。
そもそも日本人が牛乳を飲み始めたのは
1960年代に始められた学校給食で、牛乳だけではありませんが
様々な欧米食の導入でアレルギーなどが近年増えてきたとも言われています。
でも、日本はまだまだこういう意識が低いのか否か、
特に牛乳をストップさせる動きはないようです。
テレビでも、牛乳メーカーがスポンサーについていれば、
取り上げることも難しいので積極的に発表しないかもしれませんね。
私がこのお話を聞いたのは、7~8年前でしょうか
酵素に興味を持ち始め、様々な本を読んだのですが、
そのほとんどの本に「牛乳を飲むことのリスク」が書いてありました。
私が牛乳を飲んでいた時期は小学、中学がメイン。
給食だったので牛乳はついていました。
当時、特別自分の体に何か弊害があったとは思っていませんが、
この話を聞いてから、積極的に飲まなくなりました。
お店などでミルク割りの何かを飲んだり、食べたりすることはあるし、
徹底的に排除はしていないのですが、お料理のレシピに出てきても
豆乳で代用出来ますし、特別困らないです。
牛乳が骨粗しょう症の原因に
牛乳は動物性たんぱく質が豊富です。
ということは、体内で酸を生じやすく、血液が酸性に傾きます。
するとカラダは
血液を中和するために骨のミネラルを溶かすようです
それに覚えておきたいとこは、
「カルシウムは単体では体内に吸収されない」
ということ
カルシウム:マグネシウム = 2:1
の割合でなければ、吸収されず
牛乳はマグネシウムがあまり含まれていないので、
カルシウムの摂り過ぎになってしまいます。
このバランスがとれていないと、カルシウムは、
血管に溜まったり、脳にまで障害を起こすこともあるようです。
アメリカの医師で チャールズアッドウッド博士という方は
「ぜん息患者にはどんな薬よりも
牛乳・乳製品を摂らないことを勧めている」
と言います。
博士自身子どもの頃から慢性的なぜん息に悩まされていたようですが、
牛乳の摂取をやめたとたん発作から解放されたそうです。
身近すぎる飲料で、ずっと抱えていたトラブルを
まさか牛乳が引き起こしていたなんて、なかなか気が付かないことですね。
実際、牛乳を摂取してから12~15時間後に発作が起きる場合があり
患者の多くは「持病」だと勘違いし気が付かないようです。
まずは一週間やめてみる
一週間牛乳をやめてみると
・鼻の通りがよくなる
・花粉症から解放される
・ぜん息の発作がおさまる
・よく眠れるようになる
などなど、様々な報告があります。
もちろん、牛乳が原因じゃない場合もあると思います。
牛乳だけが悪ではなく、
人それぞれ色々な原因があるのだと思います。
しかし、今ぜん息、アトピーなどに悩んでいて
牛乳を日常的に摂取しているのであれば、
もしかしたら、原因の一つかもしれません。
いつでも選択するのは自分ですが、
試す価値はあると思います。