姉が幼稚園教諭です。
よく幼稚園での出来事を聞くのですが、
太っている子供も最近は増えてきているとのこと。
そして、ほとんどの場合
その親も太っているという事実・・。
これは遺伝でしょうか?
中には痩せている親もいますし、色んなケースがあるので、
遺伝だ遺伝じゃないと言っても始まりませんが、
やっぱり食生活が一番大きいと思います。
親が太っているから子供も太りやすい、
ではなくて
親の食生活を真似るからそっくりになる、
というわけですよね。
姉の話を聞いてみると
「昨日ねぇ~僕10時まで起きてたんだよ。
お母さんとローソン行ってからあげとアイス
買ってもらったんだよ」
と楽しそうに話す子供。
夜10時?から揚げ?アイス?
と、やはりびっくりしてしまうそう。
時々祭などのイエベントでこういった食生活になるのは
しょうがないですが、これは問題です。
お弁当に野菜も何もないから揚げとご飯ど~ん!
というのも聞いたことがあります。
問題は親の食生活の認識のズレです。
夜遅くに食べること、大量に食べること
一日何回も食べること(量多く)
油モノやインスタントを食べること、
これらを大した問題じゃないと思っている
太っている親が多いそうです。
たまにダイエット特集なんかで肥満の人の食生活を
監視カメラに収めて専門家が指摘する、という
番組がありますね。
テレビで特集するくらいだから、普通の人が見たら
びっくりする量を食べたり回数がひどかったり
唖然とする内容となっているのですが
例えそこまでいかなかったとしても
びっくりするくらいの食生活をしているのが実態なのです。
以前も一家で太っている家族の
食生活実態映像が特集されていました。
その親子は、夕飯の後に皆で居酒屋で二次会??
なるものをして食べていて本当に驚きました。
インタビューで子供が
「え~?美味しいから。楽しい!」
と無邪気に笑っていました。
親も「いや~ついつい食べ足りなくてね」と
笑って答えていて本当にびっくりしたものです・・。
でも、まさにここなのです!
食べることに関して無頓着な方が少なくないのです。
知人にもどちらも太っている夫婦がいます。
少し前に子供が出来たのですが、
気がつくと何回も何回も食べさせているのです。
ちょっと泣くと食べさせて少し間あくと食べさせて・・。
これには姉もびっくりしていました。
案の定、そのこは太っています。
子供は与えられたものを食べることしか出来ません。
栄養バランスとか回数とか、考えながら食べる子供は
いないし、与えられたモノが美味しかったら
飽きるまで食べるでしょう。
お菓子も沢山もらったら沢山食べてしまいます。
親が「ストレスでどうしても食べてしまう!」
と自律神経を失いやけ食いや衝動食いを
起こしてしまうのと違って、子供は親から与えられた
食生活をして育ちますね。
子供でも肥満となると歩くのも走るのも苦しそうです。
小さい頃からの食生活が当たり前になると
今度は急に減らしてもストレスになりますし、
子供にとっても負担となってしまいます。
3歳までに脂肪細胞の数が決まるとも言われていますし、
将来美容を気にする年頃になると今度は
ダイエットもすることでしょう。
そうなると通常の人よりも頑張っても効果が出ないゆえに
拒食症、過食症になる可能性も出てきます。
そんなことにならない為にも
全国の親となる人が子供の食事には
責任を持って対応して欲しいと思います。
きっと、出来ることは沢山あると思います!