昨日も強い地震がありましたね。
皆さん大丈夫でしょうか。
余震の頻度も少しだけ減ってきた矢先、
携帯で地震エリアメールがきた直後、
強い地震がきました。
強い余震がくる、と言われていましたが
そろそろ大丈夫じゃないかとも考えていました。
3月11日の地震ほどではなかったものの、
余震の中では最も強く、恐怖をまた蘇らせました。
ひととおり収まった後、
真っ先に今の過酷な被災地のことを思いました。
恐怖の中何とか生き延びて、
でも家族を亡くしたり安否がまだ確認出来ないという情緒不安定中で、
このような強い地震はさぞかし怖かったと思います。
今日は停電の影響もあり、電話以外つながらず仕事にはなりませんでした。
しかし、そんな中でも私や私達の会社を心配してくださり、連絡をくれる方がいました。
あの震災後、取引先との会話も増えました。
皆さん、必ずのようにそちらは大丈夫でしょうか?と沢山のお見舞いのお言葉を頂きます。
それまでは、いわゆる仕事だけの事務的な会話しかしたことがなかった方達とも、お互いに優しい言葉をかけあったりと人間愛を感じることが出来ました。
普段は、仕事で『あっちが先にこうするべき』
というバトルや常識が勝手に出来上がっているようなことも、今は全く関係なく、自分から損を買って動こうとできる。
震災は、本当に起こってほしくなかったけど、この震災によって会話が生まれたこともある。
物流一つにしても、届けるのに時間がかかるとお詫びの連絡がきたり、ガソリンを求めて並ぶ人に、もうなくなったとお詫びしてまわる従業員のかた達。
皆、自分のせいじゃないのに一生懸命自分の仕事に責任を持って接してくれます。
被災地でも、自分の身内の安否より先に、自分の仕事を全うしなくてはいけない立場の方々も沢山います。
こんな時、対処出来なかったのかと過去の過ちを責めている場合ではない。
想定外のことだって沢山ある。
金銭的に断念した対策もあるだろう。
今は、ただ日本が、世界が一つになって一人一人が出来る事だけをやろう。
今回の震災によって、改めて人間の愛情を知りました。
人間は、本当は優しいんです。
時々、余裕のない人がいます。
意地悪な人、怒っている人がいます。
でも、それは本当のその人のベースではありません。
人間には、いい人も悪い人もないと思います。
元々、白い心も黒い心も備わっている。
ただ、どっちを多く人に提供するか、
それだけです。
悪い心の自分を責めないでいよう。
何かのきっかけで黒い感情が表れても、必ず綺麗な感情の自分もいます。
今は、頑張って綺麗な感情を出してみよう。
必ずそれはプラスになって自分の為にも、世界の為にもなります。
愛の光で照らしていこう