三重県から愛知県へ戻ることになり、グランドピアノを置ける賃貸物件探しを始めてから半年ほど…
ようやく家が決まりそうです。
今回の物件探しでは、ピアノを置ける賃貸を探すことの大変さを痛感しました。
…それでも、諦めずに探せばピアノを置けるおうちが見つかるんだなと思いました。
ピアノと共にお引っ越しされる方、他にもいらっしゃると思いますので、今回の物件探しで私が知ったことをここにメモとして残しておこうと思います。
ピアノを置く場合のチェックポイントです。
①大家さん(もしくは管理会社)がピアノを置いてよいと言っている
始めから「楽器可」と表示されている物件は限られています。
私は「楽器可」と表示されていない戸建てのおうちも一つ一つ問い合わせて、グランドピアノを置いてよいか確認しました。
②ピアノを置けるスペースがある
私の場合はYAMAHAのC5サイズだったので、ピアノのレッスン室として使えるお部屋(6畳以上)が一階にあるか、もしくはリビングが広いかチェックしました。
(小さい子供がいると、リビングに子供が遊ぶスペースも必要になるので20畳(グランドピアノ+テーブル+子供が遊ぶスペース)は必要になるなと思いました。
③搬入経路にピアノが入るかどうか
家の廊下や玄関の大きさ、部屋のドアの大きさをチェックして、ピアノの厚み+10センチ程のの幅があるかを確認しました。
グランドピアノのサイズ感を把握されている大家さんは少ないので、大家さんに「ピアノ入れられるよ」と言われても実際は搬入できない可能性もあります。
④床の強度に問題がないか
大家さんが「ピアノを置いていいですよ」とおっしゃってくださった家でも、古くて床の強度が心配な物件もありました。
楽器店によると現在の建築基準法で建てられたおうちであれば、床を痛めることはないそうですが、中には手抜きのような物件もあり、新しいのに床補強をいれなければいけない戸建てもありました。
⑤近所の雰囲気
これは引っ越してみないと分からないことですが、どんな小さな音でも気になるという方もいらっしゃるので、隣とのおうちにスペースがあるか、音を出しても許されそうな雰囲気の場所かみておくと良いと思います。
当初は戸建てであればグランドピアノを置けるだろうと思っていましたが、「グランドピアノ」という単語を出すだけでこんなにもネガティブにとられてしまうのかと驚きました。
物件を探し始めた当初は不動産屋さんにも「見つからないかもしれない」と言われ、グランドピアノを手放すことも考えました。
それでも、どこかあるはず!とめげずに探すことが大切かなと思います。