人の気持ちを理解できる人間になれ!

今日のニュースで、福島県から横浜に自主(じしゅ)避難(ひなん)した中学生の男子生徒がいじめを受けて不登校になった事が流れていた。小学校5年の時に「賠償(ばいしょう)(きん)をもらっているだろう」と因縁(いんねん)をつけられ、ゲームセンターでの遊興費(ゆうきょうひ)として1回あたり5万~10万円を約10回、10人前後に支払わされたという。なんて卑劣(ひれつ)な行為が行われていたのか?中学生とは言え、本当に許しがたいことだ!なんて心の(せま)い情けない人間たちなのか?親の気持ちになるといたたまれない!

なぜこんなことが起きるのか?信じられないと思うかもしれないが、ここでも起こりうることだということを(きも)(めい)じて欲しいと思った。この場合、福島県から自主避難してきた生徒は無条件で「被害者」であり、守られるべき生徒だ。身も心も傷ついてやっと思いで避難してきた場所で、こんなひどいいじめに()わせるとは、人間として許せない。加害者はきっと人の気持ちを理解することのできないかわいそうな人間たちなのだと思う。こういう人間は平気で人を傷つけてしまうものだ。

担任のポリシーとして「いじめ・暴力は絶対に許さない」と掲げている。もしそのような行為が起こった場合は、まず、被害者の気持ちに寄り添(よ そ)ってあげ、加害者を厳しく指導する!今後もその姿勢に変わりはない。日本人の評価として「島国(しまぐに)根性(こんじょう)」という言葉がある。小さな世界に生きているために、ちょっとした違いを認められない。認められないどころか排除(はいじょ)しようとする。そんな小さな人間じゃダメだぞ。