いて欲しい人になれ!

 人間には3つのタイプがあると言われる。1つ目のタイプは、いて欲しい人いてもらわなくては困る人。2つ目は、いてもいなくてもどちらでもいい人。3つ目は、いて欲しくない人、いてもらっては困る人です。単純な表現ではあるが、(まと)をえた分類といえる。自分はこの3つのタイプの中で、どのタイプかを考えて欲しい。少なくとも、3つ目のタイプには絶対ならないで欲しい。できるなら全員が、1つ目のタイプ「いて欲しい人、いてもらわなくてはならない人」になってもらいたいのが、担任の願いである!

 特にそうじの時間、担任はみんなの仕事ぶりをみています。誰にも言われずに、自分から進んで、きれいに黒板をきれいに拭いてくれる人、自ら進んでゴミを捨てに行く人、汚い部分を見つけてきれいにできる人、こういう人は、どこに行っても必ず、1つ目のタイプになることができる人です!そうじをさぼるような人は、3つ目のタイプであることは間違いない。

担任の好きなアメリカの大統領だったケネディが言った言葉を紹介します。「アメリカが皆さんに何かをしてくれることを望むなかれ!自分たちがアメリカに何ができるかを常に問いたまえ!」君たちは、もう立派な大人である。そう考えた時、1つ目のタイプになれるかどうかの(かぎ)は、この精神にあることをわかってもらいたい。誰かが何かをしてくれるのを待っているな!自分のわがままをいつまでも通すな!それよりも、人のため、社会のために何をするかだ。