「アンタが口にしてるポッキーを反対側からわっしも食べるんで、そん時になったら食べ進めても良いですよォ」
彼は平然と言ってのけたが、聞いている私はというと、黄猿君ほど冷静な態度は取れていなかった。
その時の私の表情は、黄猿君曰く、鳩が迫撃砲をくらった時のような顔だったらしい。つまりどんな顔なのか安易に想像できないが、私自身、自分の眼球が眼窩から落ちるかと思う程、目を見開いていた気がする。
ふと我に返った時には、黄猿君はテーブルに身を乗り上げた状態で、ポッキーの反対側に口を付け、食べ進め始めていた。このままなら行き着く先は間違いなく唇だろう。
ああ、こんなにも簡単に唐突に黄猿君の唇を奪えて良いものなのか。私が何度アタックしても蹴り飛ばされ、挙げ句の果てには殺されかけ、決して届かなかったものだ。このチャンスを逃せば、二度はないかもしれない。しかし…、顔が熱い。胸が高鳴る、苦しい。このまま心臓が止まってしまいそうだ。
パキッ、細い棒が折れる音がした。その音源の原因はすぐにわかった。私が席を立っている辺り、どうやら私自らポッキーを折ってしまったようだ。
しかし、そんなことはどうでもいい。誰かこのうるさい心音を止めてくれ。
「…レイリーさァん、わっしとキスしたかったんでしょォ?」
その挑発的な口調と先ほどまでとは明らかに違う笑みを見る限り、私がこう出ることを端から理解していて、且つ、私をからかう為に来たということが読み取れた。
それと同時に、このポッキーゲームをするチャンスはもうないこと、彼との口づけはまだまだ当分できないことを確信した。
「黄猿君、もう一度頼めないかね」
「二度目はないことくらいわかってるでしょうよォ」
「ならば力ずくで奪わせてもらおう」
-----------------
どもども、後半力尽きたまこらです。
小説書き書きは下手な私ですが、銀黄で挑戦させていただきましtあー、もう現在進行形で文字書くのいや←
文字数が約4400字ってなんなのもう。
しかも、昨日投稿する予定だったのに寝ちゃって今日投稿とかやだもう。私のばかばかしね!
あ、駄文で申し訳ないです。
お粗末さまでしたー(・ω・`)
ではでは