赤池 まさあき議員
「パラオは、第一次世界大戦で占領した日本が・・・」と報道したNHK
「クロ現」問題を引き起こしているNHK.。天皇皇后両陛下のパラオ訪問でも、国民をミスリードする報道をしています。
NHKは、天皇皇后両陛下のパラオ訪問前の4月7日のニュースで次のように報道しています。
「パラオは、第一次世界大戦で占領した日本が、終戦の頃までおよそ30年にわたって統治しましたが、太平洋戦争で軍の拠点となり、日本軍だけでおよそ1万6000人が犠牲になりました。」
おいおい。パラオを日本が「第一次世界大戦で占領した」と??? NHKは、戦前日本は全て悪いことをしたと思い込んでいるのでしょうか。
歴史的事実は、天皇陛下が出発式で明確に述べています。
「パラオ共和国は、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島共和国と共に、第一次世界大戦まではドイツの植民地でしたが、戦後ヴェルサイユ条約及び国際連盟の決定により、我が国の委任統治の下に置かれました。」
NHKに対して、事実誤認と訂正放送を申入れをします。国民の受信料もらっているのですから、事実をしっかり報道してほしいものです。
籾井会長には、歴史観をもって、NHKを指導してほしいと期待しております。
追記
早速NHKから回答がきました。外務省の公式HPに「パラオを占領」したと書いてあるとのこと。確認しましたが、確かに1914年に占領と掲載されていました。第一次世界大戦に日本が参戦し、独に宣戦布告を行い、独領を占領したことを指しているようです。確かにそれは、事実とは思いますが、大戦後の信託統治についてまったく触れていないというのは、おかしいと思います。それだけ、巧妙ということでしょう。今回の件は事実誤認とはいえないまでも、不親切だと思います。引続きNHKをしっかりチェックしていきたいと思います。