【安全安心実感】危機的なエネルギー需給構造と海外投資家の日本回帰[桜H26/6/4]
原発事故以降、再稼働がままならない原子力発電所。そのため現在の電力供給は火力に頼っており、化石燃料費として膨大な国富が海外に流出しているのは周知の事である。そしてその依存率は、かつての「石油ショック」を上回る水準に達しており、日本の社会は表面的な平穏とは裏腹に、非常に危うい綱渡りを続けていることが明かとなった。改めてこれまでお話ししてきた「安全と安心の区別」について述べさせて頂くほか、景気動向や集団的自衛権に関して「エモーショナル」な報道を繰り返すメディアの在り方については、ある意味冷徹な海外投資家の動向を引きながら、苦言を呈しておきます。