【山田吉彦】緊迫する南シナ海の行方と尖閣[桜H26/5/13]

世界の注目がウクライナに注がれている隙に、突如南シナ海で実力行使に及んだ中国。そ­もそも問題となっているパラセル諸島は、ベトナム戦争の際に中共が火事場泥棒的に侵略­したものであり、今回の行為については「またしても」の感も強い。しかしベトナムの公­船に対し、中国海警局所属の公船を使って行った暴力行為は明かな国際法違反であり、戦­争への発展を挑発する、極めて危険な行動なのである。今回は、海洋問題の専門家でいら­っしゃる山田吉彦教授をお招きし、中共の行為がどれほどのインパクトを持つものである­かをご解説いただくと共に、尖閣諸島への侵略行為を受けている日本が、ベトナムに何を­学ぶべきであるのか、ご教示いただきます。