【国際】安倍晋三のリアリズムと米欧中のバランス[桜H26/5/1]
ウクライナ危機を巡る対露制裁で、アメリカとEUの間でバランスをとらざるを得ない日本。安倍総理は、オバマ大統領との首脳会談を終えた後、さっそく欧州歴訪に出向き、ドイツやイギリスなど意見を交わしながら、ロシアとの関係を維持する方向性を探っている。同時に、欧州の抱く中国幻想にも牽制を加える必要があり、ウイグルを弾圧しながら「和冦」を引き合いに出す習近平体勢の脆弱さを衝いて欲しいところである。いずれにしても、リアリズムに徹した外交で、国益を最大化するよう望みます。