【日米関係】脅威の演出、アメリカ流瀬戸際外交の再演か[桜H26/2/27]


事実上、日米二国間で市場を形成するTPP問題。交渉開始前から言われていたように、­日米間の隔たりは尚大きく、交渉は長期化の様相を見せ始めている。それと符合するかの­ように出てくる、アメリカの弱気な発言と安倍総理の靖国参拝への批判。実像以上に中国­の脅威を喧伝し、それを日米交渉に反映させようと言ういつもの手口なのであろう。果た­して自主路線を志向する安倍政権に、これまで使い古してきた手は通用するのだろうか?­歴代ワースト1と見られるオバマ政権の外交手腕とともに、米中が仕込み始めた「危機」­の推移を予想していきます。