赤池 まさあき議員さんの近況をシェアしました。

死に方をどう決めるか

 2月5日(水)午後4時から5時まで、自民党本部で「尊厳死に関する検討プロジェクトチーム」の会合が開催されました。超党派議連から提案された「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案」を踏まえ、推進派の尊厳死協会、慎重派の日本医師会から聞き取りをして、議論をしました。

 超高齢社会の中、医療技術の進歩によって、「ピンピンコロリン」というように元気で暮らして苦しまずに死ぬことが、中々できなくなりました。欧米では、「リビング・ウィル」(生前の意思を表明すること)が、遺言とともに普及し、法制化もされています。日本では、7割が望んでいても、実際に実行しているのは3%にすぎません。

 リビングウィルでは、痛みや苦痛について、終末期を迎える場所、心臓マッサージなどの心肺蘇生、人工呼吸・胃ろうなどの延命治療をどこまで受けるのか、意識がなくなった時に医師が相談する相手や関係など、を文書として残しておきます。

 私は、家族の絆を守る特命委員会においても、遺言と同様に、このリビングウィルを普及させるべきだと考えています。

 皆さんはどうお考えでしょうか。
 
 なお、社会保障費削減の一環で、終末期に医療費がかかるので、リビングウィルを導入しようという考え方は、人間の死を金に換算することになるので、議論しない前提になっていることを付言しておきます。

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http://stat.ameba.jp/user_images/20140206/23/makopy02012000/02/a8/j/t02200164_0800059612837684228.jpg