【東京都知事選】顔触れは多彩でも政策は画一的、朝日が望むのはそんな選挙?[桜H26/1/10]
徐々に主要候補の顔触れが明らかになってきた東京都知事選挙であるが、ここにきて、反原発を旗印に、小泉純一郎元首相が細川護熙元首相を担ぎ出すとの消息が流れている。ただし、小泉元首相の得意とした「ワンフレーズ・ポリティクス」が今回の都知事選に相応しいかは大いに疑問が残るところでもある。朝日新聞は「多彩な候補者」での政策協議を訴えているが、あえて記事中の候補者名から田母神氏を除いており、どうも「脱原発」を都知事選の争点に持ち上げたい思惑が透けて見える。しかし多彩というよりは、脱原発で統一された「画一的な候補」を望んでいるように思われ、結果的に低レベルな人気投票や組織選挙への誘導が危惧される。