【TPP】食の安全確保と長期戦への戦術転換[桜H25/12/23]
TPPで懸念されている問題の一つとして、遺伝子組み替え作物による健康への影響や、耕作地のDNA汚染が挙げられるが、これをごり押ししたいアメリカは、食品表示や検疫体制を形骸化させようと躍起になっている。しかし、日本や他の交渉参加国はこれに強く反発し、現在の所、これまで通りのWTOルールで話はまとまりそうである。今後とも厳重な監視が必要な「遺伝子組み替え作物」の扱いと、アメリカへの協力に白けてきた、日本政府のTPP参加交渉の戦術転換についてお伝えします。