荒川区議 小坂英二さんの写真をシェアしました。

荒川区議 小坂英二
★よし!「全学校でのギャンブル依存症の恐ろしさを学ぶ教育の実施」を教育長が確約!★

 今日の決算特別委員会では、小坂から3分野について質疑をさせていただきました。そのうちの一つが、「ギャンブル依存・汚染を防ぐ教育を学校で!」ということですが、以下の質疑を小坂が行う中で、最終的に、「「現時点では行っていない、ギャンブル依存症についての教育について、今後全校での実施をする!」との答弁を得ました。
 小さな一歩ですが、実施状況を見ながら、必要な指摘をし、不幸の量産を少しでも減らせるようにあらゆる活動を拡大していく所存です。
 全国の議会でも、こうした問題提起の輪を広げ、深めていただくべく、同志に呼び掛けて行きます。

※写真は東日本大震災から11ケ月後に被災地石巻市(宮城県)で撮影した「営業時間を拡大して依存症患者を大量に飲み込んでいるパチンコ屋の案内表示」です。

(以下、小坂からの質疑です)

小坂:薬物依存防止教育の現状は?

小坂:薬物依存と同じように恐ろしいギャンブル依存症、特にその9割を占めると言われるパチンコ依存症など、ギャンブル汚染・依存の恐ろしさについての啓発教育をすべきではないか?現状は?

小坂:日常空間と非日常空間の仕分けがなされずにギャンブル場が溢れている日本の異常な現状が有る。
 子供達の通学路に、依存症を量産するパチンコ屋が大量に立地しており、毎日、賑やかな広告と音、光で、そこがさも楽しいところのようにイメージを植え付けられ、数年後にギャンブル依存症の入り口に立つ。
 一定割合が、軽度の依存症に、その中の更に一部が中度の依存症となり、更に一部が重度の依存症になる。重度の依存症になると、人格が破壊され、多くの犯罪や自殺を生みだしている。その事実を認識しているのか?

小坂:本来、こうしたギャンブルの恐ろしさについての教育は、家庭でしっかり行うべきであるが、年間、千数百万人がパチンコギャンブルをし、他にも様々なギャンブルに興じている、世界でも恥ずべきギャンブル狂いの国となっており、更にカジノなる新たなギャンブル利権を日本に導入しようとしているこの風潮の中では、残念ながら学校教育の中で、ギャンブル汚染・依存を防ぐための啓発活動を行うべきと考える。
 ギャンブル依存は自己責任論で片づけている限り、多くの死者、人間関係の破壊、犯罪者を生みだす。行政と教育が責任をもって全校で汚染・依存防止教育を行うことを強く求めるがどうか?