TPP参加交渉は、閣僚会談への下地を整えることが出来たと報じられているが、むしろ
­政治決着を優先するあまりに、国内産業を犠牲にするような妥協が懸念される。零細企業­が多い皮革分野の関税撤廃は、競争力云々以前に、産業そのものが壊滅する可能性も考え­られ、TPP参加が目的化した弱者切り捨てにも見える。またアメリカも、TPPの交渉­内容を秘匿すべく、日本の報道陣に取材妨害紛いの行為を行っており、「自由」や「公正­」を謳う国際協定にはそぐわない腹黒さである。改めてTPP参加の危険性を、国民の皆­様に周知させて頂きます。