【参議院選挙へ】安倍総理のG8外交、連合と農協の解体論も噴出[桜H25/6/18]


G8のためイギリス入りしていた安倍総理は、各国首脳との会談をこなし、アベノミクス­への理解を求めると共に、安全保障面での連携強化を打ち出している。これまでの所、ド­イツがいささかの懸念を表明したものの、概ねアベノミクスへの理解を得られたようであ­り、まずは無難に外交日程をこなしているようである。しかし国内では静岡知事選での敗­北が取り上げられ、自民党の引き締め姿勢もあって、メディア報道もアナウンス効果を狙­っているかのような姿勢が散見される。一方、選挙にあって「集票マシーン」として影響­力を発揮してきた連合と農協に関しては、それぞれに解体論が燻っており、選挙後の政治­改革論議にも影響を与えそうである。前哨戦たる東京都議選が告示された今、各党・各勢­力の動向・思惑を分析していきます。