【水口章】アルジェリアテロ事件と西アフリカ情勢[桜H25/1/21]
テロ集団の人質立て籠もり発生から、当局の強行鎮圧まで急転直下で推移したアルジェリアでのテロ事件。その鎮圧作戦は大きすぎる犠牲を払って終結した。直接的にはフランス軍によるマリ空爆が引き金となったようであるが、実はその裏には、アメリカとの人質交換を目論むアル・カーイダの関与が見て取れる。今回は、中東やアフリカのイスラム社会情勢に通じていらっしゃる敬愛大学の水口章教授と電話で繋ぎ、事件の背景や、西アフリカにまで戦線が拡大している対テロ戦争の様相、国際協調を欠いたフランスの戦略などについて解説していただきます。