【EU】ギリシャ1.4兆円緊縮、禿げ鷹イギリスは銀行同盟忌避[桜H24/11/7]

 
欧州債務危機の発端となったギリシャでは、経済政策に道徳観を持ち込まれたために緊縮財政の負のスパイラルに陥っている。再び1.4兆円規模の財政緊縮を打ち出す羽目に陥­っており、国内の不満が再び高まっているという。そしてEUでは、スペインでバブル崩壊を引き起こした反省などから、EU内の銀行の「母国監督主義」を改め、欧州銀行同盟­の下、銀行監督の一元化を目指しているが、「禿げ鷹」が多数生息しているイギリスではこれを忌避しているという。通貨統合不参加の余裕なのか、LIBOR不正操作の反省が­見られない、イギリスの姿勢について論評していきます。