【ズバリ!文化批評】ノーベル賞と文学者の漂流[桜H24/10/12] 【ズバリ!文化批評】ノーベル賞と文学者の漂流[桜H24/10/12] 昨日発表された「ノーベル文学賞」は、中国人作家としては初となった莫言氏の受賞が決まった。とかく政治的と言われる文学賞と平和賞ではあるが、中国もこの快挙に沸いてい るという。一方、下馬評で最有力候補と噂されていた村上春樹氏は受賞を逃したが、純粋に彼の文学を振り返ってみると、『ノルウェーの森』以降の作品は、彼の本領を外してい ると感じられてならないのである。来年以降の受賞を狙うためにも、今一度原点に回帰しするよう、助言をさせて頂きます。