先月27日に、所謂「日中友好7団体」の代表が北京に詣で、そこで賈慶林全国政治協商会議主席と会談を行ったが、その後帰国した経団連の米倉会長などは、「日本も悪かった 」「とにかく妥協を」という趣旨の発言をして問題視されたことは記憶に新しいところである。しかし、中共の意を受けた日中友好派は、今も水面下でその指令を果たそうと画策 しており、尖閣を「台湾化」する事で事態の沈静化を図ろうとしているとの消息がもたらされている。日本にとって千載の悔いを残すことになるであろう「妥協案」模索の動きに ついて、台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏から報告していただきます。