特定失踪者問題調査会の村尾建兒氏をお迎えし、『正論』10月号の「特集 拉致10年」にて執筆なさった「知られざる対北電波戦」を振り返りながら、拉致被害者奪還に向けた北朝鮮への情報注入の手段として短波ラジオを選択した理由や、「JSR」 ­のコールサインを取得した「しおかぜ」と異なり、日本政府の広報ラジオ放送「ふるさとの風」が頑なに国内発信を拒んでいる実状、そして、日本人が持ち続けている拉致問題へ ­の思いなどについて、お話を伺います。