先日、大規模な漁船団と監視船で、尖閣諸島周辺の領海侵犯をした台湾。あろうことか、海上保安庁の巡視船に対し、放水銃で「実力行使」にまで及んだというのだから大事件で ­ある。その抗議船団を動かしたのが、中国との縁も深い台湾のメディア王・蔡衍明の寄附金だったという。やはり中国の影が見えてきた日台分断工作についてお伝えするほか、中 ­共の言い分を援護するかのような「日本経済の中国依存論」や、日銀の行おうとしている「外債購入」の無意味さについて解説していきます。